同本部では北朝鮮が発射した弾道ミサイルの飛行距離や高度、速度などを分析しているという。
北朝鮮の弾道ミサイルによる挑発は、今月23日、ピョンヤン(平壌)のスナン(順安)付近から固体推進短距離弾道ミサイル(SRMB)2発を発射して以来8日ぶりのことだ。
26日には小型無人機5機が韓国の領空を侵犯。その中の1機はソウル北部まで進入後、北朝鮮に戻った。
北朝鮮は今年に入って23日までに、大陸間弾道ミサイル(ICBM)8回を含め、弾道ミサイルを38回(場所と時間基準)約70発発射。巡航ミサイルは3回発射したことがマスコミを通じて公開された。
北朝鮮の相次ぐ挑発に、韓国政府と軍を批判する声も上がっている。
メイル新聞は30日付社説で、北朝鮮無人機に対する韓国軍の対応について、「訓練不足がもたらした屈辱的な結果だ」と批判した。
「何より北朝鮮の核以外の戦略資産を見下した韓国としては屈辱的だ。北朝鮮を信じて国防予算の確保に安易だった政界の責任も大きい」と指摘した。
京郷新聞は同日の社説で無人機を巡った大統領の発言について、「偶発的な衝突を最優先に防がなければならない大統領が、直接、戦争準備を云々することは緊張を高める。国民を不安にさせるという点で、適切ではない」と批判した。
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