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サムスン電子の営業益が約7割減 10~12月期=通年も16%減
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が6日発表した2022年10~12月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は4兆3000億ウォン(約4500億円)で前年同期比69.0%減少した。世界経済の減速や半導体需要の減少などが響き、四半期ベースでは2014年7~9月期(4兆600億ウォン)以来、ほぼ8年ぶりに5兆ウォンを下回った。22年通期の営業利益は前年比16.0%減の43兆3700億ウォンにとどまった。 10~12月期の営業利益は、金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した市場予想(6兆2483億ウォン)を31.2%下回った。前期比でも60.4%減少した。 10~12月期の売上高は70兆ウォンで、前年同期比8.6%減少した。 同期の業績不振は、新型コロナウイルス特需が消えた上にインフレと高金利で家計の実質所得も減り、完成品、半導体ともに需要が減少したことが影響したとみられる。 一方、22年通期の売上高は前年比7.9%増の301兆7700億ウォンと、過去最高を記録した。年間の売上高が300兆ウォンを超えるのは初めて。上半期の半導体市場の好調が追い風になった。