北朝鮮駐在ロシア大使館は26日、SNSを通じて北朝鮮外務省から受け取った通知文を公開した。 通知文によると、今月25日午前0時から29日午前0時までの5日間、平壌全域に特別伝染病防止期間を設定した。平壌住民はもちろん、大使館の人員と車両移動も制限される。
伝染病防止要件によって一日に4回ずつ体温を測定し、午後3時までに結果を防疫当局に報告しなければならず、高熱が出たら直ちに申告しなければならない。今回の措置は国家非常防疫部の判断によるもので「インフルエンザとその他の呼吸器疾患」の拡散のためであり、状況によってはさらに3日間延長される可能性もある。
一部では、平壌に新型コロナの感染者が発生し、平壌を封鎖したという憶測も出ている。この日、自由アジア放送は「中央防疫当局が伝染病非常措置として平壌封鎖令を発令したのは平壌で新型コロナ感染者が発生したためだと平壌の知人が知らせた」と報道した。
大規模な閲兵式を準備している北朝鮮にとって、感染症拡大は悪材料となる。北朝鮮は昨年4月、朝鮮人民革命軍の創建90周年を記念する閲兵式開催前後に新型コロナが拡散した前例があるだけに、慎重にならざるを得ない。北朝鮮は早ければ来月8日、朝鮮人民軍の創建記念日を前後に主要戦略兵器を動員した閲兵式を開催するものとみられる。
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