11日、韓国石油公社の原油価格情報システム「オフィネット」によると、2月2週(5~9日)の全国のレギュラーガソリン平均店頭価格は1リットル当たり1578.6ウォン(約163円)で、前週より3ウォン上がり、3週連続で上昇している。
韓国で最も高いソウルでは、2.2ウォン上がった1661.0ウォン(約172円)、最安値地域のウルサン(蔚山)は2.4ウォン上がった1543.7ウォン(約160円)だった。商標別では「GSカルテックス」が1リットル当たり1586.6ウォン(約164円)で最も高く、「アルトゥル(節約)ガソリンスタンド」は1553.3ウォン(約161円)で最も安かった。
軽油は前週より15ウォン下がった1リットル当たり1632.8ウォン(約168円)。週単位で12週連続下がった。10日午後5時時点での軽油価格は1リットル当たり1620.22ウォン(約167円)、ガソリン価格は1576.84ウォン(約164円)で、差は43.38ウォン(約4円)だった。
価格差が縮まったのは、今年1月1日からガソリンにつく油類税の引き下げ幅が37%から25%に縮まったためとみられる。軽油油類税の引き下げ幅は37%に維持された。一部の地域では、ガソリン価格が再び軽油価格を上回る現象も現れている。
今週の国際原油価格は米連邦準備制度(Fed・連邦準備制度)の緊縮憂慮発言、米国原油在庫増加などの影響で下落傾向。輸入原油の基準となるドバイ油の今週の平均価格は、前週より1.0ドル下がった1バレル当たり81ドルを記録した。国際ガソリンの平均価格は1.5ドル上がった1バレル当たり96.5ドル、国際自動車用軽油価格は8ドル下がった1バレル当たり107.6ドル。
大韓石油協会の関係者は「先週から国際原油価格が下落傾向で、国際軽油価格がガソリン価格よりさらに下落している。軽油とガソリン価格の差はさらに縮まるだろう」との見方を示した。
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