北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、朝鮮人民軍の創建75年を記念する閲兵式(軍事パレード)が8日夜に平壌で行われたと報じた。パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、朝鮮人民軍の創建75年を記念する閲兵式(軍事パレード)が8日夜に平壌で行われたと報じた。パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮が18日午後5時22分ごろ、首都平壌の順安から朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。韓国の軍と情報当局は新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の可能性が高いと見て分析を進めている。 ミサイル発射は、高度を高める「高角発射方式」で実施され、約900キロ飛行した。速度や飛行時間などは公開されていない。韓米情報当局は詳しい分析を進めていると韓国軍は説明した。 合同参謀本部は北朝鮮による弾道ミサイル発射直後に米軍と緊密に状況を共有するとともに、北朝鮮のいかなる威嚇と挑発にも合同防衛体制を一層強固にすることを確認したと伝えた。 韓国大統領室はこの日午後、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、弾道ミサイルの詳細や挑発の意味などを分析し、対応策を協議した。 韓国軍は今回の北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射が朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を脅かす重大な挑発行為であり、これに対し厳重に警告するとともに直ちに挑発をやめるよう求めた。 北朝鮮による弾道ミサイル発射は元日以来48日ぶりで、今年2回目となる。  この日の発射は韓米への反発とみられる。両国は米ワシントンで今月22日に北朝鮮の核問題に対応するための机上演習「拡大抑止手段運営演習(DSC TTX)」を行う。また来月中旬には合同軍事演習の「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を実施するが、同演習に合わせた合同野外機動訓練について規模と範囲を拡大する方針を発表。南北の和解ムードを受けて韓国の前政権期に中断された野外機動訓練「フォールイーグル」並みに集中的に実施する予定にしている。
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