サムスン電子が今回生産する半導体は、先進運転支援システム(ADAS)に搭載されるアンバレラのシステムオンチップ(SOC)「CV3-AD685」だ。「CV3-AD685」はアンバレラの次世代人工知能(AI)エンジン「CVflow」を搭載しており、カメラとレーダーを通じて入力される運転状況を自ら判断、制御するなど自律走行車の頭脳となる半導体だ。
サムスン電子は5ナノメートルのプロセスに車載専用のIP(設計資産)、最新プロセス、パッケージング技術とノウハウを集約して自律走行車用の半導体を生産し、来年上半期の量産を目指す。
業界によるとサムスン電子によるファウンドリーの顧客は2019年以降2倍以上増え、2027年までに5倍以上増えるとみられている。同社は2027年までに、モバイル以外の製品群の売上高を、50%以上にまで増やすことを目標としている。
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