サムスンが10年ぶりに韓国でOLEDテレビを販売、LGとの競争が再燃=韓国(画像提供:wowkorea)
サムスンが10年ぶりに韓国でOLEDテレビを販売、LGとの競争が再燃=韓国(画像提供:wowkorea)
世界のテレビ市場でシェアトップを誇る「サムスン電子」が、10年ぶりに韓国国内の有機EL(OLED)テレビ市場への再進出を宣言した。「LG電子」の牙城となっているOLEDテレビ市場へ同社が参入するだけに、両社による激しい競争が見込まれる。

サムスン電子は9日、OLEDテレビを含む2023年型のテレビのラインアップを公開した。OLEDテレビでは、77、65、55インチといった3種類が販売される。10年前、技術力を理由にOLEDテレビの開発を停止していた同社は昨年、韓国を除く世界市場でOLEDテレビを販売しながら市場への再進出を模索してきた。ことし新製品を発表して、市場拡大に本腰を入れる。

一方のLG電子は、サムスン電子によるOLED市場進出を「歓迎する」姿勢だ。前日の8日に2023年型のOLEDテレビを発表した同社は、10年間積み上げてきた技術力とマーケティングのノウハウに自信を持つ。

サムスン電子のOLEDテレビは、人工知能(AI)映像エンジン「ニューラルAIクォンタム・プロセッサー」を搭載。映像を4Kの水準まで高められる点が特徴だ。輝度ブースター機能を備え、OLEDパネルに求められていた高輝度に関する性能も改善している。

LG電子HE研究所長は「世界のテレビ市場の転換点にOLEDテレビがある。OLEDテレビは、テレビ市場において避けられない潮流」と話した。


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