「サムスン電子」による、昨年下半期の主力モデル「ギャラクシーZフリップ4」も販売量が増えておらず、中・低価格帯を中心に需要が委縮。昨年の販売台数は2%減少した。
一方、米「アップル」は新製品の「iPhone 14」シリーズが中国で供給が滞ったにも関わらず、前年とほぼ同水準の0.4%減にとどまった。
販売台数が最大だった製品は「ギャラクシーS22ウルトラ」だった。2位は「ギャラクシーZフリップ4」、3位は「ギャラクシーS22 5G」、4位はアップルの「iPhone13」。上位10モデルのうち、「iPhone13」以外はすべてサムスン電子製品が占めた。
カウンターポイント・リサーチのシン・ギョンファン研究員は「ことし1~3月期に『iPhone14』と『iPhone Pro Max』の需要が比較的高かったことから、アップルのシェアも前年に比べ高くなるとみられる。一方のサムスン電子は、中・低価格スマホが苦戦を続けている。ことしは上半期まで景気停滞が続くことで、とくに中・低価格スマホを中心に需要が委縮し、韓国のスマホ市場が前年に比べ大きく成長することはないだろう」と話した。
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