２３年の韓国成長率見通し　１．５%に下方修正＝ＩＭＦ

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部によると、国際通貨基金（ＩＭＦ）は１１日に発表した最新の世界経済見通しで、韓国の２０２３年の成長率予測を１．５%と１月の見通しから０．２ポイント引き下げた。　ＩＭＦは昨年７月と１０月、今年１月に続き、４回連続で韓国の成長率予測を下方修正した。今回の見通しは韓国政府と韓国銀行（中央銀行）、ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）の予測（いずれも１．６%）より低く、アジア開発銀行（ＡＤＢ）とは同水準だ。　世界経済の成長率は前回予測の２．９%から２．８%と１ポイント引き下げた。ＩＭＦは「昨年から続いているウクライナ戦争、インフレ（物価上昇）など不安要因が解消されないままシリコンバレーバンク（ＳＶＢ）、クレディ・スイス事態など金融市場の不安が広がることが深く懸念される」と指摘した。　一方、２４年の韓国の成長率見通しは２．６%から２．４%に引き下げた。