中国、“カビ”竹筒にドリンクを入れ販売？…市場監督管理局が調査に＝中国報道

中国で最近、動画配信プラットフォームに「カビの生えた竹筒を洗ってミルクティーを提供」との内容の投稿がなされ、ネットユーザーの関心を集めた。

投稿された動画によると、浙江（せっこう）省杭州（こうしゅう）市の観光地にあるミルクティー店ではコップの代わりに竹筒にドリンクを入れて販売しており、これがネット上で話題を集め人気となっていた。

動画には、店の裏の通りで女性従業員が竹筒を洗っており、箱に並べられた竹筒にカビのようなものが生えているのが映っている。

動画の撮影者は「竹筒にはカビが生えていたうえに、流水で洗っていたわけでもなく、溜められた水はとても汚かった」と話し、「こういったネット上で話題となっている商品は本当に汚い。これに直接ミルクティーを入れるなんて」と呆れた。

この動画が拡散され話題となると、当該地域の市場監督管理局が実態調査に乗り出した。

市場監督管理局は10日夜、この件を立件し、当該ミルクティー店を営業停止としたうえで引き続き調査を進めると発表した。