昨年、全体的な物価上昇と高金利、ウォン安で消費者心理が委縮したにも関わらず、高級ブランドを好む傾向は強まっている。韓国統計庁によると、2022年の消費者物価指数は107.71で前年比5.1%増加し、7.5%上昇した1998年の韓国通貨危機以降、最高水準を記録した。
一方で高級ブランドを取り扱う企業は、昨年にも相次ぎ価格を引き上げた。「ルイ・ヴィトン」は昨年2月と10月の2回にわたり価格を引き上げている。同ブランドが10月、「エルメス」を意識して発表したバッグ「カプシーヌMM」の価格は、955万ウォン(約97万円)から984万ウォン(約100万円)へと、3%上昇した。
それでも高級ブランドを好む傾向は、ことしも続く見込みだ。流通業界の関係者は「昨今10代の若者も高級ブランドを好んで購入する。高級ブランドはぜいたく品ではなく自身の価値をより引き上げるアイテムと考えられているため」と分析した。
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