14日に朝鮮半島上空で行われた韓米合同訓練(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
14日に朝鮮半島上空で行われた韓米合同訓練(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は14日、米空軍のB52H戦略爆撃機が同日に朝鮮半島上空で韓国空軍と合同訓練を行ったと明らかにした。北朝鮮が前日に固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」を試射したことに対し、強力な拡大抑止力を誇示したことになる。 核兵器を搭載できるB52H戦略爆撃機の朝鮮半島への展開は9日ぶり。韓国空軍の戦闘機F35AとF15K、米軍の戦闘機F16も訓練に参加したという。   国防部は韓米が米戦略資産を迅速に朝鮮半島に展開できることや、向上した連合作戦能力、相互運用性などを確認したと伝えた。 この日朝鮮半島に展開されたB52Hは、先月末に爆撃任務(BTF)のため米領グアムに配備された4機のうち2機とみられる。 B52Hは射程200キロの空対地核ミサイルをはじめ最大31トンの爆弾を載せて6400キロ以上を飛行し、ターゲットを爆撃できる。 韓米が昨年「米戦略資産の適時かつ調整された展開」に合意してから、北朝鮮の相次ぐ挑発により米戦略資産の朝鮮半島への展開頻度が増し、間隔も短くなっている。 先月には米戦略爆撃機B1Bが2度にわたり朝鮮半島に展開され、米原子力空母「ニミッツ」が韓国に入港して韓米合同訓練を行った。 国防部は「今後も韓米両国は米戦略資産の展開頻度を増やして強度を高め、北のいかなる核攻撃も容認しないという強力な同盟の意志を行動で示す」と強調した。 
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