韓国カルト宗教「JMS」総裁の拘束期間を6か月延長…女性信者への性的暴行容疑=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国カルト宗教「JMS」総裁の拘束期間を6か月延長…女性信者への性的暴行容疑=韓国(画像提供:wowkorea)
女性信者への性的暴行の容疑で拘束起訴された韓国カルト宗教「キリスト教福音宣教会(JMS)」のチョン・ミョンソク総裁の拘束期間が最大6か月延長された。

25日韓国法曹界によると、テジョン(大田)地方裁判所は今月20日に強制わいせつと誣告(ぶこく:虚偽で告訴した疑い)の容疑で請求されたチョン総裁の拘束令状を追加発付した。

刑事訴訟法上、拘束起訴の時点から1審宣告までの拘束期間は最大6か月であるため、チョン総裁の拘束期間は今月27日までだったが、既存の令状に含まれない公訴事実で令状が新たに発付されたことにより1審判決宣告まで最大6か月さらに拘束状態が維持される。

当初、起訴されたチョン総裁の犯罪事実は、2018年2月から2021年9月まで17回にわたりチュンナム(忠南)クムサン(錦山)郡の修練院などで香港国籍の女性信者Aさん(29)にわいせつな行為をしたり性的暴行を加え、2018年7月から同年末まで5回にわたり錦山の修練院で豪州国籍のBさん(30)にわいせつな行為をした容疑[準強姦(ごうかん)と強制わいせつなど]だった。

新たに発付された拘束令状の犯罪事実は、2018年8月ごろ錦山の修練院でゴルフカートに乗り移動している途中に韓国人女性信者の体の特定部位を触った容疑だ。

昨年5月ごろには「特別な関係を望んでいた外国人の女性信者2人が望みどおりにならず裏切られたという気持ちから自身を準強姦などで虚偽の告訴をした」とし、忠南警察庁に2人の信者を処罰してほしいと誣告した容疑でも起訴された。

韓国人の女性信者3人もチョン総裁にわいせつな行為・性的暴行を加えられたとし、忠南警察庁に告訴状を提出し捜査が進められている。

チョン総裁は2001年8月から2006年4月までマレーシアのリゾート、香港のアパート、中国の宿所などで20代の女性信者4人にわいせつな行為をしたり性的暴行を加えた罪で懲役10年を宣告され服役した後、2018年2月に出所した。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 85