韓首相はこの日、ロンドンの在英韓国大使官邸で開かれた同胞・自国企業関係者懇談会で、「いつも韓国を誇りに思う同胞と、経済力を高める企業関係者に感謝する」と述べた。
この日の懇談会には民主平統英国協議会長、在郷軍人会英国支会長のチャン・ヒグァン氏、大韓老人会英国支会長のクォン・オドク氏、在英韓国人会長のキム・スクヒ氏、世界韓人貿易協会(OKTA)ロンドン支会長などが参加した。韓国外務省によると、英国に居住する韓国同胞は3万6690人(2021年時点)にのぼる。対英輸出額は63億ドル(2022年時点)で、電気自動車、乗用車、無線電話機、航空機部品などが主な輸出品目だ。
韓首相は「今年、韓英交流国交樹立から140周年になる。英国は世界で2番目に韓国と国交を結んだ国」と説明した。そして「今年で韓国戦争が終わって70周年になる。戦闘兵派兵国16か国の中で、2番目に多い戦闘兵を派遣したのが英国」と付け加えた。
また、「多くの犠牲者を出した。そうして韓国の自由を守ってくれたところが英国。そのような意味のある英国に、新しい王が正式な戴冠式を行う日に韓国代表として参加することになったのは個人的にも光栄」と強調した。
続けて「ここで働く同胞が熱心にしてくれたおかげで、戴冠式に参加する他の首脳に会うことができた。韓国も新政府になって、さまざまな変化をもたらすよう努力している」と述べた。
欧州4か国の歴訪に出た韓首相は、前日4日、初訪問先のロンドンに到着し、公式日程を遂行中だ。7日まで4日間ロンドンに滞在しながらチャールズ3世の国王戴冠式に韓国政府代表として参加し、両国間交流開始140周年を迎え首脳級交流の扉を開く。
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