金南局議員(中央)=(聯合ニュース)
金南局議員(中央)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】若手議員が巨額の仮想通貨を保有していた疑惑が浮上した韓国の革新系最大野党「共に民主党」に対する若者の支持率が急落したことが12日、明らかになった。 世論調査会社の韓国ギャラップが同日に発表した調査結果によると、共に民主党の支持率は32%で、前週と変わらなかった。だが、前週の調査で31%だった18~29歳の支持率は今回の調査で19%となり、12ポイント急落した。30代の支持率は42%から33%と、9ポイント落ちた。一方、40代の支持率は36%から48%に、70代以上の支持率は17%から24%に上昇した。 疑惑は、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の側近、金南局(キム・ナムグク)議員(40)が2022年1~2月、「P2E(プレー・トゥー・アーン)」ゲームで獲得できる仮想通貨「WIMIX(ウィミックス)」を当時の相場で約60億ウォン(約6億円)分保有していたが、仮想通貨の取引実名制が導入される直前の同年2~3月に全量を処分したとされる問題だ。検察は金氏がウィミックスを保有し、処分する過程で違法行為があったかどうかを調べている。 金氏は違法行為はなかったと主張しているが、同党は「庶民の政党」を掲げているため、イメージダウンは避けられないとみられる。
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