同社は出光興産が供給するバイオマスSMを使い、主力製品の1つである機能性タイヤ向け合成ゴム、ソリューションスチレンブタジエンゴム(バイオマスSSBR)を生産する計画だ。住友商事は両社間の調整、およびバイオポリマー市場の開拓を担当する。3社は2024年末までに具体的な供給計画を議論したうえで生産に向けた準備を終え、本格的な運営に入る予定だ。
今回のMOUを通じて同社は、バイオマスSMの使用を拡大して炭素および温室効果ガスの発生を抑制すると同時に、ESG(環境・社会・企業統治)経営に関して協力するネットワークの強化も図る。
これに関連し同社は、これまでにも廃ポリスチレン(PS)を再利用しSSBRへと適用する事業や、廃プラスチック容器を加工して韓国企業に冷蔵庫部品として供給する事業など、多様なESG活動を展開している。
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