金議員はこの日、フェイスブックに‘入試の神話、立身チョ・グク’というタイトルの文章を載せ「『娘のせいで他人が落ちたことはない』とのチョ・グク元法相の主張は虚偽だ」と指摘した。
金議員はまず「チョ・グク一家の犯罪を最も詳しく明らかにした(配偶者である)チョン・ギョンシム(鄭慶心)教授の1審判決文を分析してみた。判決文に『長い間、誠実に準備し、適法な手続きによりソウル大学医専院、釜山大学医専院を受験した他の受験者が不合格になる不公正な結果が発生』したと釘を刺してしまった」と述べた。
裁判所が判決文に明示したにもかかわらず、チョ元法相が虚偽を主張したということだ。
金議員は「さらに、(裁判所は)『大学入試からこの事件の医専院入試まで続いた入試不正に関する犯行の動機や、その目的達成のために次第に具体化され、果敢になった犯行方法などに照らしてみると、その犯行の罪質は非常に良くない』と罪質も極めて不良だと打ち込んだ」とし、偽造・虚偽と判断された7つの偽スペックを次々に列挙した。
金議員は鄭慶心教授の判決文を詳しく分析した後「チョ・グク元法相はこのような判決にもかかわらず、依然としてすべての犯罪を否認しており、さらに自身たちの犯罪によって被害を受けた他の受験者について一抹の罪悪感も持っていない」と指摘した。
続いて、裁判所が鄭教授を法廷拘束した理由として、チョ・グク元法相が客観的物証と関係者の供述、証言にもかかわらず、すべての公訴事実を否認する態度を見せ、真実を話した人たちに精神的苦痛を加えたという点などを挙げたことも想起した。
金議員は「それなのにチョ・グク元法相は再び判決に正面から反する主張をすることで真実を話す人たちに再び苦痛を加えている。文書偽造は共同体全体の信頼ネットワークを崩し、社会的資本を深刻に毀損(きそん)する重罪だ。与野党を問わず、文書偽造をする政治家は絶対に国民の代表になってはならない」と強調した。
一方、チョ前長官は前日にテグ(大邱)市で開かれたブックコンサートで娘のチョ・ミン氏に対する質問に「釜山大学の調査で娘のために他の人が落ちたことはないと聞いた」と答え、物議を醸した。
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