2026年の完成を目指しており、これにより正極材工場の年産規模を、現行の3万トンから6万3000トンへと増やす。また、年産4万5000トンの全固体電池工場も新設する予定だ。
これと同時に、今後増設するラインで製造するハイニッケル系正極材を、米ゼネラル・モーターズ(GM)とLGエナジーソリューションによるバッテリー製造の合弁会社、アルティウムセルズに供給する契約も締結した。供給額は、2025~2033年の9年間で13兆1800億ウォン(約1兆3909億円)に上る。
同社は2022年7月、GMと共にアルティウムセルズを設立した。現在はカナダのケベック州で、2024年の完成を目標に、年産3万トン規模の正極材工場を建設中だ。
同社の関係者は「今後、世界でパートナーシップの締結や設備投資を進め、正極材の年産能力を現在の10万5000トンから2030年までに61万トンへと引き上げる計画」と述べた。
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