今回の協力の目的は、カナダへ潜水艦を輸出するため、両社が持つ中核技術を結集することにある。HD現代は2021年、バブコックと韓国向け軽空母の設計に関して協力していた。
HD現代のハン・ヨンソク副会長は「造船・防衛分野で世界最高クラスの技術力を持つ両社が力を合わせれば、大きな相乗効果を望める」と話した。
併せて同社は韓国航空宇宙産業(KAI)と、艦艇乗組員訓練用シミュレーター開発に関する協力も行う。
両社は2021年、国産軽空母開発プロジェクトを推進するため覚書(MOU)を締結しており、これを基に今回は国産空母の研究開発でも技術協力を進めることとなった。
HD現代は1975年に始めた軍用特殊船事業を皮切りに、韓国初のイージス艦である「セジョン(世宗)大王」と、1800トンクラスの潜水艦「ソンウォンイル(孫元一)」6隻、3000トンクラスの潜水艦「トサン(島山)アンチャンホ(安昌浩)」1隻など、計9席の潜水艦と約80隻の戦艦を建造したほか、14隻の艦艇を輸出するといった成果をあげている。
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