7日グローバル分析会社「ECAインターナショナル」によると、ソウルは「外国人にとって生活費の高い都市」の9位に上り、10位の東京を上回った。昨年の10位から1ランク上昇し、東京は5位から5ランク下がった。
ソウルは住居費用の上昇がその原因に挙げられ、東京は円安による影響で順位が下がったと分析される。
ECAは毎年、通貨価値、賃貸料などの生活費を基準にECA指数を算出している。
1位は米ニューヨークで、昨年1位だった香港は2位に下がった。
3位はスイスのジュネーブ、4位は英ロンドン、5位はシンガポールだった。特にシンガポールは8ランク上昇し、これは中国の保安法施行後に外国企業が香港を離れシンガポールにアジア本部を移転したことで、住宅供給が需要に追い付かず賃貸料が大きく上昇したためと分析される。
スイスのチューリッヒが6位、米サンフランシスコは7位、イスラエルのテルアビブが8位となった。
一方、韓国のラーメン、服などの生活物価は上昇を続けている。
統計庁の国家統計ポータルによると、先月のラーメンの消費者物価指数は124.04で昨年同月より13.1%上昇した。これはグローバル金融危機だった2009年2月(14.3%)以来、14年3か月ぶりの最高水準だ。ラーメンの物価上昇率は昨年9月の3.5%から10月は11.7%ときく上昇し、先月まで8か月連続で10%を超えている。
先月の衣類・靴の物価も1年前より8.0%上昇し31年ぶりに最高の上昇率を記録した。全体の物価上昇率(3.3%)の2倍以上の数値だ。
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