これまで同社は「CCS」「CHAdeMO」「MCS」といった規格に対応した製品を提供していた。しかし最近、米完成車大手のフォードや同業の米ゼネラルモーターズ(GM)、欧米ステランティスなどが相次ぎ「NACS」を採択すると発表したことを受け、同社も「NACS」対応製品を販売することを決定した。
SKシグネットによる従来の高速充電器には、1台の充電器に装着された2つのコネクタがすべてCCS方式、もしくは1つが「CCS」、もう1つは「CHAdeMO」のカプラーが装着されていた。今後は顧客の要望に合わせ、「NACS」にも対応していく。
こうした場合、1台の充電器で「NACS」と「CCS」方式によるEVを同時に充電できることとなり、充電器の規格が混在する時期においては効率的な充電が可能となる。
これに先立ち同社は5日、米国テキサス州に工場を完成させており、7月から高速充電器の量産に入る予定だ。テキサス工場では、年間計1万基の高速充電器を生産することが可能だ。
同社のシン・ジョンホ代表は「米国で高速充電器市場1位の座をより強固にしていきたい」と述べた。
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