尹大統領はこの日の午前、リトアニア・ヴィリニュス市内のホテルで開かれた “NATOアジア太平洋パートナー(AP4)首脳会合”の冒頭発言で「今朝グローバル安保を話し合う時に、北朝鮮が再びICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射し、青森県の海上に落弾した」と語った。
今回のAP4首脳会合で司会を務めた尹大統領は「昨年のNATO会議につづき、ことしも再びわれわれAP4がこのように集まった」として、4か国の首脳の中で最初に冒頭発言をした。
尹大統領は「『大西洋の安保と太平洋の安保は、決して分離できない』ということが、あらためて示された」とし「これを機にNATOとの協力の枠を制度化し、われわれインド太平洋地域でAP4は地域安保において主導的な役割をしていく」と語った。
尹大統領につづき発言した岸田文雄首相は「きょう、4か国の首脳がこのように会談することができたということ、AP4会議が開催されたことは非常にうれしい」と語った。
つづけて「12日、北朝鮮によるICBM級弾道ミサイルの発射があった。これは国際社会の平和と安定を脅かすものとして強く非難する」とし「必ず4か国の間で連携し対応していきたいと考える」と付け加えた。
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は「北朝鮮のICBM発射を通じて、あらためて北朝鮮が原則と国際規則を違反したことを糾弾する」とし「このように北朝鮮が挑発行為をすることを糾弾し、われわれは韓国の友人たちと共にある」と語った。
ニュージーランドのクリス・ヒプキンス首相は「全世界的に今、非常に多くの挑戦に直面している」とし「インド太平洋地域の4か国のパートナーたちと、よい関係を築くことができるような機会を持つことができうれしく思う」と語った。
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