韓国大統領室の関係者は22日、韓国の新聞社“ヘラルド経済”に「まだ(具体的な日程を)確定できずにいる状態だ」とし「今の状況は困難で、その時(来月初め)も重要なイベントが予定されたことから、どのように調整すべきか確定できずにいる」と語った。
梅雨は現在、先週の集中豪雨につづき最高気温35度前後の猛暑となったことで、多少小康状態に入ってはいるが、この日から再び雨が予想されていることから、緊張を緩めることができない状況である。22日から再び降ると予報されている雨は、28日前後まで続くものとみられる。特に、24日の予想降水量は全国で最大180ミリとなり、「非常に強い雨」が降るものと予報されている。
尹大統領は今月17日に、6泊7日間のリトアニア・ポーランド・ウクライナ歴訪を終え、帰国から3時間後には中央災難安全対策本部会議を主宰するなど、今週は集中豪雨への対応に総力を傾けてきた。
尹大統領は17日の会議直後、キョンサンプクト(慶尚北道)イェチョン(醴泉)の山崩れの現場を訪れ、18日にはチュンチョンナムド(忠清南道)コンジュ(公州)とノンサン(論山)を訪れ、被害の状況を点検し、罹災民たちを慰労した。19日には、集中豪雨により大きな被害を受けた醴泉や公州など13か所を特別災難地域に指定した。
一方、来月18日には米国のキャンプデービッドでジョー・バイデン米大統領、岸田文雄首相と日米韓首脳会議が予定されたことから、3か国首脳会議の準備にも拍車をかけなければならない。
このようなことから尹大統領は、集中豪雨への対応と日米韓首脳会議の準備の間に1~2日間ほど官邸にとどまり休暇をとるという、短い夏休みを過ごすことが予想されている。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96