李祥敏氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李祥敏氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇ソウル雑踏事故 行政安全相の弾劾訴追を棄却 憲法裁判所は25日、日本人2人を含む159人が死亡した昨年10月のソウル・梨泰院の雑踏事故の責任を問われた李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の弾劾訴追を棄却した。憲法裁は李氏について、「災難(災害)安全法や国家公務員法に違反し、国民を守る憲法上の義務を果たさなかったとはいえない」と判断した。韓国で閣僚の弾劾審理が行われるのは初めて。国会は2月8日、李氏の弾劾訴追案を可決していた。職務が停止されていた李氏は行政安全部長官に復帰した。◇サッカー韓国女子 W杯初戦でコロンビアに黒星 サッカー女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会に出場している韓国代表(世界ランキング17位)は25日、オーストラリアのシドニーで行われた1次リーグH組の初戦でコロンビア(同25位)に0―2で敗れた。韓国は、前日モロッコに6―0で圧勝したドイツ(勝ち点3、得失点差プラス6)、この日勝利したコロンビア(勝ち点3、得失点差プラス2)に次いでH組3位(勝ち点0、得失点差マイナス2)となり、16強(決勝トーナメント)進出に暗雲が立ち込めた。韓国は30日午後、モロッコとの第2戦に臨む。◇韓米日高官が電話協議 中国代表団訪朝など北の「戦勝節」動向議論 外交部は、北朝鮮問題を担当する同部の金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長が米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と電話協議を行い、北朝鮮が「戦勝節」と呼ぶ朝鮮戦争休戦協定の締結日(7月27日)に向けた動向について議論したと発表した。今年は休戦協定締結から70年の節目を迎える。◇水産物の放射性物質検査すべて「安全」 バラスト水・海水浴場も 政府は、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に関する定例記者会見で、今年実施された生産段階の水産物に対する5447件の検査は全て適合と判定され、日本からの輸入水産物に対する3160件の検査でも放射性物質が検出された水産物はなかったと説明した。また政府によると、今年行った千葉県、茨城県、宮城県など福島周辺から入港した船舶46隻のバラスト水(船体を安定させるために積む海水)に対する放射性物質調査、韓国各地の主な海水浴場の海水を対象に実施した放射性物質の緊急調査の結果、いずれも安全であることが確認された。◇高齢層の経済活動参加率6割超 約7割「将来も働きたい」 統計庁が発表した調査結果によると、今年5月時点の高齢層(55~79歳)の人口は前年同月比2.5%増の1548万1000人だった。経済活動人口は932万1000人で前年同月比34万9000人増加し、高齢層の経済活動参加率は60.2%と過去最高を記録した。高齢層人口のうち、1060万2000人(68.5%)は将来も引き続き働きたいとの意思を示した。
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