同社は2024年まで2万5000トン規模のスマートファクトリー建設を計画していたが、欧州の取引先からの受注拡大を見越し、生産量を3万トンへと拡大。完成予定を2025年へと再調整した。
総面積は44万400平方メートルで、10万トン規模のハイエンド銅箔生産ラインを設置できる規模となる。今回の投資は、第1段階が3万トン分の建設プロジェクトとなる。その後、段階的にラインを建設していくことを考慮し、インフラへの先行投資と共に太陽光発電を行う約50万平方メートルの敷地も確保する予定だ。
同社は現在、6万トンの銅箔を韓国のイクサン(益山)で、4万トンをマレーシアで、それぞれ生産している。年末に増設が完了するマレーシア工場の2万トンと、今回のスペイン工場の3万トン以外に、マレーシア、スペイン、北米などで計13万トン分の生産施設の増設計画を積極的に検討している。これにより、2028年まで銅箔の生産量を24万トンとすることを目指す。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101