9日、市場調査企業“SNEリサーチ”が発表した資料によると、ことし上半期の世界各国に登録された水素燃料電池車の全販売量は8290台であった。これは、前年同期対比で11.6%減少した数値である。
メーカー別にみると、現代自動車は「NEXO(ネッソ)」と「Elec City(エレクシティ)」を3198台販売し、水素自動車市場で先頭の座を守った。
現代自動車と競争を繰り広げているトヨタ自動車は、「MIRAI(ミライ)」の販売量が5月と6月に大幅増加したことで、現代自動車との市場占有率の差が10.5%に縮まった。
SNEリサーチは「全世界がカーボンニュートラルのための投資意志を示し、グローバル完成車OEMのエコカーに対する戦略により電気自動車市場は成長を重ねている中、水素自動車市場はマイナス成長を引き続き記録している」とし「長い間指摘されてきた『水素自動車充填(じゅうてん)インフラの不足』『水素充填費用の上昇』『消費者たちの限られた水素車両の選択肢』などが、市場の成長を阻(はば)む要素として作用しているとみられる」と説明した。
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