韓国気象庁は「11日午前5時現在、台風6号はカンファド(江華島)の北側約80キロメートルの地点を時速13キロメートルで北北西に進んでいる」と明らかにした。
これにより、ソウルとスウォン(水原)などのキョンギド(京畿道)31地域や、チュンチョン(春川)などカンウォンド(江原道)の4地域を含めた全国各地は、午前6時に台風注意報が解除された。
台風6号の中心気圧は994hPa(ヘクトパスカル)、最大風速は時速65キロメートルで北上している。
韓国気象庁は「台風6号は午前6時に北朝鮮ピョンヤン(平壌)の南南東70キロメートル地点を通過し、午前9時ごろには平壌の南30キロメートル地点に上陸、正午ごろには平壌の西30キロメートル地点で熱帯低気圧に変わる」と展望した。
台風6号は、前日午前9時20分ごろにキョンサンナムド(慶尚南道)のコジェ(巨済)付近に上陸し、午後9時に首都圏を通過、11日の午前1時ごろに南北休戦ラインを越え、江華島の北東50キロメートルを通過した。
中央災難安全対策本部によると、前日午後11時基準で全国各地の避難者は1万5411人に達した。
韓国気象庁は、11日の朝まで首都圏と江原道を中心に台風の影響を受けるものと予想した。また「台風の影響から抜けた南部地方を中心に、日中の気温が30度以上に上昇する地域が多く、再び蒸し暑くなる」と展望した。
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