グループの一部のメンバーで構成される“ユニット”。ことしに入ってからより活発になっているようだが、アイドルグループのし烈な競争の中で生き残るための手段とも言える。

INFINITE H の最新ニュースまとめ

 ガールズグループ「少女時代」のメンバー、テヨン、ティファニー、ソヒョンから成る「テティソ」。「AFTERSCHOOL」の3メンバーから成る「ORANGE CARAMEL」。これらは、グループの一部メンバーによって別途作られた“ユニット”だ。新年からアイドルグループの間で、このようなユニットの誕生が相次いでいる。

 「4Minute」のチョン・ジユンとホ・ガユンは、2人の名前を取った「2YOON」として1月17日にミニアルバムを発表し、本格的に活動をスタートさせる。カントリーポップというジャンルで、今までの「4Minute」のスタイルとは違った雰囲気を披露する。

 「INFINITE」でラップを担当するホヤとチャン・ドンウは、1年余りの準備期間を経てヒップホップユニット「INFINITE H」を結成し、2011年に「Ma Boy」で人気を集めた「SISTAR」からのユニット「SISTAR19」も1月末にシングルを発表する。

 また、同じ事務所の別のグループに所属するメンバーが集まったプロジェクトも活発化する見通しだ。

 音楽のカラーを変え、それまでのグループと差別化したコンセプトを見せるこのような“変身”は、より一層増えると評論家たちは予想している。メンバーたちのさまざまな魅力を見せるということ以外に、アイドルグループの生存をかけるという現実的な理由がある。毎年、数十組のアイドルグループが誕生する状況で、認知度を上げ生き残るための当然の手段とも言える。

 アイドルグループの“理由のある変身”が、新たな活動を模索するための一つの代案として成功できるのか、注目される。