いま、歌謡界では異色のコラボレーションが話題を集めている。

CRAYON POP の最新ニュースまとめ

 ヘルメットの代わりに警光灯を頭に乗せた「CRAYON POP」と消防官の服装をしたキム・ジャンフン。彼らが歌う曲には消防官への応援が込められた。

 過去、ステージで腰を痛め消防官に助けられて以降、彼らの劣悪な環境に関心をもったというキム・ジャンフンが企画した「消防官プロジェクト」だ。

 特別な意味はもちろん、キム・ジャンフンの爽快な歌い方と「CRAYON POP」の独特な振付が合わさり、一風変わった魅力を発散している。

 世代とジャンルを超える歌謡界の合作、コラボレーションは常に進化。”歌王”チョー・ヨンピルはラッパーVerbal Jintと、シン・スンフンは「ダイナミックデュオ」と作業し、チェ・ベクホは40歳差のIUとタッグを組んだ。

最近ではテ・ジナとRainが意気投合した「ピ・ジナ」、ソル・ウンドとRainの出会いは「ピ・ウンド」などイベント性のある合同ステージも注目された。

 大衆音楽評論家のハ・ジェグン氏は「歌謡界での競争が厳しくなっているため、どうにかして抜け出さなければならず、その方法に個人のイメージ戦略として限界がある。お互いに違う歌手の合作は新鮮であるため、大衆に刻印されることを願っているようだ」と分析している。

 し烈な競争の中で生き残るために、今後も異色コラボが続いていくと予想される。