こんにちは。ミュージカル女優のチョン・ヨンジュです。
何ですか?ラブレター?ラブレターならどんなにうれしいか…
きょうの主題が私の手元に到着しました。きょうの主題は?
ミュージカルナンバーというのはキャラクター間の関係、また事件と事件の関係、葛藤構造を解決し、その感情を増幅させる増幅剤の役割だと思ってください。
それを実現する上で自身の歌唱や演技力がプラスされれば、観客は最上の豪華な食事をする感覚になると思っています。
その中で最もドラマチックな部分が強い3曲を、私が選びました。

第3位は「アイーダ」の「Easy as life」です。
女であり一つの国の王女として責任感のある位置にいて、国民を包まなければならない葛藤を表現した歌なのですが、とても歌詞も良く音楽が悲壮です。そのシーンが終わると、涙がこぼれる程で、ドラマチックな曲ですね。

第2位はミュージカル「西便制」中の「ブヤンガ」です。
私が歌った曲です。夫を迎えにいく死んだ妻の歌なのですが、
冥土道のような感じでしょうか…悲しいように歌詞も胸が痛く、この情緒が合ったのか、私に本当に合うナンバーですね。
「チョッタ トゥッキガ チョア~ ネ ニム ソリ チョアラ~」
空気が止まっている感じ?針の穴のようなところで光がとても静かに抜け出る感覚を出そうと努力しました。
そうすると、心が少し凄然としたのです。この世の声ではないような気がして…
そこが非常に悩んだ部分です。

待望の第1位です。ミュージカル「レ・ミゼラブル」中のジャン・バルジャンの曲「Bring him home」です。
ジャン・バルジャンが歌う「Bring him home」はどこにもない曲だと思います。
その曲自体もその空気が重たくゆっくり流れる感覚を与えます。
最初の小節に「あなたに祈ります」と言いながら歌う部分があるのですが、そこを聴くと首が詰まるほどです。
ヒュー・ジャックマンは元々、体にミュージカル俳優としての姿勢が備わっており、「Bring him home」を歌った時、映像が与える力がありました。
映画は本当によく作られていました。
ヒュー・ジャックマンはとても良い俳優であることを確信しました。