<W解説>韓国最高裁、「帝国の慰安婦」著者の名誉棄損認めず=「学問の自由」抑圧の懸念は払しょくも、長期審理となったのはなぜか?
<W解説>韓国最高裁、「帝国の慰安婦」著者の名誉棄損認めず=「学問の自由」抑圧の懸念は払しょくも、長期審理となったのはなぜか?
著書「帝国の慰安婦」の記述をめぐり、名誉棄損(きそん)罪に問われた韓国・セジョン(世宗)大学のパク・ユハ(朴裕河)教授の上告審判決で、韓国の大法院(最高裁判所)は先月26日、罰金1000万ウォン(約110万円)とした二審判決を破棄し、審理をソウル高裁に差し戻した。「無罪の趣旨」による破棄・差し戻しだとしており、今後、同高裁で無罪判決を受ける公算が大きい。日韓のメディアは「日韓の歴史研究など『学問の自由』が抑圧される懸念はひとまず払拭(ふっしょく)された」(日本・毎日新聞)、「検察が学問の領域までほじくり返し、裁判所が時流に便乗した判決を下してはならないという常識を確認したことが遅ればせながらの教訓だろう」(韓国、朝鮮日報)などと報じている。
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