<W解説>韓国総選挙に与党大敗で、尹大統領は最大野党代表との初会談に応じるか？

今月10日に投開票された韓国総選挙で与党が大敗した中、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領が、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン（李在明）代表とのトップ会談に応じるか注目されている。李代表は同日、記者団に対し、「当然会い、当然話をする。尹大統領も当然、野党の協調と協力が必要だろう」と話した。李代表は2022年8月の代表就任以来、尹大統領に対し、繰り返し会談を提案してきているが、尹大統領は応じず、一度も実現していない。今回の総選挙で与党「国民の力」が大敗した中、今後の国政運営において「共に民主党」をはじめとする野党との緊密な協力はこれまで以上に重要なだけに、尹大統領の対応に注目が集まっている。