<W解説>韓国メディアが日本政府の外交青書をめぐる「日韓の攻防」よりも懸念すること
<W解説>韓国メディアが日本政府の外交青書をめぐる「日韓の攻防」よりも懸念すること
日本の外交などについてまとめた2024年版外交青書が今月16日、外務省から公表された。本年版の外交青書は、韓国に対して14年ぶりに「パートナー」との言葉を用い、韓国外交部(外務省に相当)はこの点については評価した一方、島根県の竹島(韓国名・独島)を「日本固有の領土」と記述したことには反発。在韓日本大使館の総括公使を呼んで抗議した。一方、韓国紙のハンギョレは「日本の外交青書をめぐって例年のように繰り返される攻防よりも懸念されるのは、『忘却の談話』である2015年の安倍(晋三)談話以降、はっきりと後退した日本の歴史認識だ」と指摘。歴史問題に対する日本政府の姿勢を批判した。安倍談話は発表当時、韓国から「(安倍首相の)歴史認識に失望とともに怒りを感じる」(韓国紙・東亜日報の当時の社説より)などと批判が出た。
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