J.Y.Park(パク・チニョン) の最新ニュースまとめ
その中には、日本人参加者ハルトの姿も。初回放送ではケイジュとコウキが登場したので、これで日本人は3人目となる。初回に登場した2人とは違い、韓国語をペラペラ話す高校生だ。なんでも韓国に来て1年半になり、現在ソウル公演芸術高校の実用舞踊科に在学中。親との約束で、K-POPアイドルになる夢に挑戦できるのはあと1年だそうで、このオーディションでなんとしても成果を見せたいという想いを持っていた。
日本でミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の主役を務めたこともあると紹介されたので、調べてみると彼は前田晴翔であることが分かった。ビリーばりに“魅力舞台”ではタップダンスを披露するも、J.Y.Parkから「予想できた」と心を動かすことができなかったハルト。だが、続く“実力舞台”ではポップジャンルの素質も垣間見えるギャップのある姿を見せ、見事合格判定を受けた。
「嬉しいというより、ホッとしている」と涙を見せるハルトに、PSYは「バレエを専攻しているというので心配したけれど、ポップジャンルも十分にこなせていたし、まなざしから切実さが見えた」と評価し、J.Y.Parkはバレエ、タップダンス、現代舞踊など何でもできるが、ヒップホップがすごく上手いという好きな女性ダンサーKaycee Riceのことを引き合いに出し、ハルトに期待を寄せた。
また、この日の放送で注目されたのが、JYPエンターテインメント(以下、JYP)とP NATIONの練習生がオーディション参加者として登場したことだ。J.Y.ParkもPSYも、自分が手塩にかけて育てている練習生たちなので、自分が評価される気分だとし、緊張を隠せない様子だったが、そんな心配は一瞬で吹き飛んだ。
まず、それぞれの練習生たちは合同ステージを披露。JYPからはイム・ギョンムン、イ・ゲフン、アマルの3人。アマルは日本人練習生なので、これで4人目の日本人参加者となる。JYPの3人は激しいダンスをしながら歌も歌う完璧なパフォーマンスを見せ、J.Y.Parkは「よくやった。練習量は音程で分かるけれど、本当に音程を一度も外さなかった。ありがとうだよ」と誇らしげだったし、PSYも「やっぱりJYPは違うね。最高だった」とサムズアップポーズをした。
続いて、P NATIONからはオ・ソンジュン、チョン・ジュンヒョク、チャン・ヒョンス、チェ・テフン、ウ・ギョンジュンの5人。旗パフォーマンスを交えた迫力のあるステージを披露すると、J.Y.Parkは「うちよりインパクトがある」と褒めながら、「覇気とエネルギーに圧倒された」と驚き、PSYは「涙が出そう。これを練習室でたくさん見てきたけれど、はるかに良かった」と満足感を示した。
こうしてお披露目は大成功となったが、ここからが本当の始まりだ。「この瞬間から皆さんはJYPの練習生でもP NATIONの練習生でもなく、参加者です」とJ.Y.Parkから通達された8人は他の参加者と同じように、“魅力舞台”と“実力舞台”で個人評価に突入。つまり、最終的にJYPの練習生がP NATIONへ、P NATIONの練習生がJYPへ行くこともありえるということだ。
個人評価のトップバッターはP NATIONのチョン・ジュンヒョクだった。事務所の月末評価で歌ったところ、良い評価をもらえず、トラウマになっているという曲をあえて選曲し、今回見事な歌唱力で克服する姿を見せ、合格判定を受けた。
2人目はP NATIONのウ・ギョンジュン。他の練習生から「イケメン」と認められ、J.Y.Parkも「漫画から飛び出してきたようなイケメン」、「これぐらいのイケメンを探すのは難しい」と言うほど抜群のアイドルビジュアルだ。ルックスはズバ抜けて目立つのだが、PSYいわく、下ばかり見ているラッパー志望生なのだとか。月末評価をしてきたこの8か月、なだめたり怒ったり、いろんなことをしてみたが全く効果がなく、こんなに恥ずかしがり、内向的な練習生は見たことがないと心配していた。
ところが、“実力舞台”で生き生きとしたダンスを披露し、「今まで見た中で一番明るい」、「練習室で見てきた人とは思えないぐらい別人だった」と驚くPSY。理由を聞かれ、「どうやら舞台体質みたいです」とニッコリ答えるウ・ギョンジュンも合格となった。
この日、最後の登場となった3人目は、JYPで小6から5年間練習生生活をしてきたというイ・ゲフン。今回の参加者の中で、練習生期間5年というのは最長だ。「Stray Kids」がデビューするとき、チャンスが来たがそれをつかめず、それでもいつかまたチャンスが来るだろうと耐えてきたのだという。
そこで、最初に“魅力舞台”で、練習生の日課をシャッフルダンスで表現。これが素晴らしかった。すぐさまPSYとJ.Y.Parkをうならせ、この日最速で合格判定を受けた。PSYは「内容が面白いだけでなく、5年間の練習量がよく分かるステージだった。本当に魅力的だった」と感心し、J.Y.Parkも5年の重みをおもんばかりながら、“実力舞台”で披露したラップの作詞センスにも触れ、賛辞と成長への期待を示した。この日の視聴率は7.7%(ニールセンコリア調べ)だったが、瞬間最高視聴率8.9%を叩き出した主人公はイ・ゲフンだった。
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