ユン・シユン の最新ニュースまとめ
「今もまだ少しテンションが上がっています。マスコミの方たちの前なので落ちつかなければならないのですが」と、イベントの熱気に包まれたままのユン・シユンが再登場。ふざけたり、いたずらしたりの役柄とは打って変わって、人生観に至るまで熱っぽく語ってくれた。
-今、日本は暑いですが韓国もまだ暑いですか?
ユン・シユン:韓国は今台風がきていて、出発する朝は寒くて今年の夏初めてカーディガンを着ました。
-きょうは盛り上がったイベントでしたね。ファンの熱い気持ちをどのように感じましたか?
ユン・シユン:いつも親切で、僕をとても愛してくださっていますが、きょう感じたのは“ケグム”というキャラクターをとても愛してくださっているんだなと。僕の表情から、ケグムのいたずらっぽい表情や、ギャグっぽい部分を受け取る準備ができていることを感じて、今回は特にいたずら好きの子供のようにしてみました。
-子供っぽいところをファンのみなさんも喜んでいたと思いますが、普段のユン・シユンさんは?
ユン・シユン:好きな人には、たくさんいたずらをしてみる気がします。それでファンのみなさんにもイタズラしてみたりします。もともと、みなさんの心の中にも子供の姿があると思いますが、それを好きな人には見せたいと思うし、そういう子供っぽい姿を表現したのが、今回僕が演じたケグムというキャラクターだったと思います。
-ケグムのキャラクターが多くのファンの心を掴んだと思いますが…
ユン・シユン:(急に目を大きく丸くして喜んだ表情、日本語で)そうですか!? わー、うらやましい!(笑)
-その手ごたえはありますか?
ユン・シユン:(実際の)僕はケグムと違いますが、ケグムを愛してくれて僕はうれしく思いました!
-和気あいあいとして息の合った演技が、観ていて面白かったのですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
ユン・シユン:本当にいたずらを一緒にいっぱいして楽しかったです。女優さんたちも可愛い振りをするのではなく、子供のように一緒に遊んだりしました。でも、カメラのセッティングに入ると撮影シーンのために30分、40分とよく練習をしてから撮影しました。なので、演技がとても好きという共通点を持った友人が集まって作り上げた作品ではないかと思います。
-水田さんの最初の印象とクランクアップするまで、印象は変わりましたか?
ユン・シユン:「となりの美男<イケメン>」撮影の前に日本で日本のスタッフや俳優さんと「BRAND GUARDIANS(ブランドガーディアンズ)」というドラマを撮ったことがあって、彼の気持ちがわかるので面倒を見てあげなきゃ、と思いました。たどたどしい韓国語で一生懸命話している姿を見て、楽しいところに連れて行ってあげたい、楽しい思い出をたくさん作ってあげたい、と思いました。実際に、彼と一緒に”デート”をたくさんしました。民族村へ行って馬に乗ったり、 砂糖を火にあぶって食べる韓国のお菓子を食べたり。そしたら撮影が終わる3~4日前から彼が会う度に「ありがとう」とずっと言い続けるんです。それで、彼は本当に心の温かい人だと思いました。
-コ・ドンミとのカップル振りがうらやましかったんですが、パク・シネさんはどんな方ですか?
ユン・シユン:とりあえず、女性です(笑)。すごく女性らしいです。慎重な人です。仕事の面では僕よりデビューが早かったので、どんな状況でも、まずスタッフさんを気遣う人でした。僕の考えですが、レベルの高い演技とは、よく聞いてあげる演技だと思います。相手方の俳優さんがどのような演技をするかによって、自分の演技を変えることができる。たとえば、僕もみなさんのリアクションがあるので、お笑い芸人のようにふざけることができる、というような。ケグムというキャラクターが自由に遊べたのは、彼女がそれを100%受け止めてくれたからです。「美男<イケメン>ですね」で、チャン・グンソクさんのかっこいいキャラクターを作るのにも大きな影響を与えたと思います。(このように)パク・シネさんは、他の俳優を輝かせることができる非常にレベルの高い演技ができる女優さんだと言えます。いま僕が言ったこと、きちんと書いてくださいね!シネちゃんに見せて、後でご馳走してもらうので(笑)!
-ファンミーティングが12月7日に開催されますが、どんなファンミーティングにしたいですか?
ユン・シユン:僕一人で作るわけではありませんが、僕のことを話してあげたいなと思います。四つ葉のクローバーは“幸運”で三つ葉のクローバーは“幸福”ですよね。デビューしてから、ずっと幸運を探すために一生懸命頑張って来ましたが、すでに僕が持っている気持ちいいこと、好きなこと、思い出、幸せだと感じたことなどをみなさんに話したことがないので、一度聞かせてあげたいと思っています。僕たちの中にある“幸せ”を分かち合えるファンミーティングをすることになりましたので、たくさんの方に来ていただきたいです。
-今回の来日で、やってみたいこと、実現したいことは?
ユン・シユン:仕事ですか?プライベートで?
―仕事ではなく、プライベートで。
ユン・シユン:そうでしょ、そうでしょ!センスがありますね。いつも行くところがあるんです。月島のもんじゃ焼きが好きなので、必ず行きたいです。
―今回、行きたい場所は?
ユン・シユン:新しくですね。いつもプランを練ってきて着実に進めていきますから…。そういえば、友人で共演者のカン・ホドンさんが、横浜にあるラーメン屋さんを推薦してくれたのですが、説明が非常に不十分で(笑)。国際電話をかけて聞こうかと思っています。どこかのデパートに入っているラーメン屋さんとだけ聞きましたが、横浜にはデパートがたくさんありますよね。
会場から:「ラーメン博物館」というのがありますよ。
ユン・シユン:あー、そこから行って見なきゃですね!
-自分の誕生日を自分で祝うというのは、自分を愛することだと話していましたが、他に自分を愛することを普段の生活の中で、どうされていますか?
ユン・シユン:ある話を聞いて「あ、そうか!」と思ったことがあります。人の体の中には気分を良くする物質があって、その分泌物がいつ出るかというと、他人の不幸や失敗を見たとき。そういうのを見ると、自分を幸せにしてくれるものが分泌される。ところが、自分を愛することができる人は、他人の不幸を見てもうれしくないそうです。それで他の人を愛して、他の人といつも一緒にいれば自分を愛することができるようになる。自分が人を愛して、愛を受けることができる存在だとわかるので。一人では、自分自身を愛することはできないと思います。
-日本語は上手になりましたか?
ユン・シユン:日本に初めて来てから3年半になりますが、最初に来たときに話せる日本語が「愛してる」「こんにちは」程度でした。ところが、1か月後に日本語の先生がびっくりするくらい上達しました。でもその後、先生がもっと驚いたことがあったんです。僕の日本語の能力が全く延びなくなったのです(笑)。失望しました。自分の知能に自分がガッカリしてしまいました。
報道陣を前に、 様々な質問に対して一つ一つ熱心に心の内を語ってくれたユン・シユン。多くの笑いの中に俳優としての姿勢や彼が目指す未来を垣間見せ、謙虚さと礼儀正しさを漂わせながら、愛と人生を熱く表現し、記者会見の最後を次のように締めくくった。
ユン・シユン:今回日本に来て感じたことは、以前は(日本が)遊びに来たい場所だったんです。でも今は、僕自身がリラックスして友達と会ったり体を休めたりする場所、自分自身を充電させて帰るところというように位置づけが変わりました。ドラマを撮りながら、日本にいるファンのみなさんが理解できる演技をしようと、またきょう、そう考えることができる機会となり、この至らない俳優を歓迎してくれたのだと思います。そのことをいつも忘れず活動しますし、いつも画面でお目にかかれるユン・シユンになります。みなさんのお陰です。ありがとうございます。
この後のフォトセッションが行われ、何度もお辞儀をして、最後にもう一度マイクを握った。
「ことし2月にみなさんと一緒に過ごすことができる機会ができたのは、みなさんのお陰だと思います。また会って、みなさんが幸せな笑顔で輝くように一生懸命準備します。みなさんにたくさんの笑いの場を作って差し上げたいと思います」
役柄に秘めた彼の本質的な世界が、ファンの心に深く響いて魅了する。
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