左からシムス、カンナム、オジク、ヤングクリーム
左からシムス、カンナム、オジク、ヤングクリーム
韓国の男性4人組実力派Hip-Hopグループ「M.I.B」が9月11日の大阪を皮切りに14日名古屋、15日東京と日本3都市を回る日本単独初ツアー「M.I.B 1st JAPAN TOUR“KEEP GOING”」を開催した。

M.I.B の最新ニュースまとめ

 2011年10月、韓国で1stアルバム「Most Incredible Busters」でデビュー。メンバーはリーダーの5zic(オジク)、Young Cream(ヤングクリーム)、SIMS(シムス)、Kangnam(カンナム)の4人で、グループ名の「M.I.B」は「Most Incredible Busters」(目で見ても信じ難い音楽を聴かせる)の頭文字。

 アイドルが主流の韓国音楽界で本格派ヒップホップグループとして活躍中の「M.I.B」はツアー最終日、15日(日)東京・新宿BLAZEにて昼・夜の2公演を実施。ステージギリギリまで埋め尽くしたファンの熱気が溢れる場内に4人が姿を見せると会場の温度は一気に上昇。「M.I.Bがナガシンダ」(M.I.Bがおでましだ)でオープニングを飾る「M.I.B」にファンは「ナガシンダ!」コールで応援、さらにデビューアルバムから2曲立て続けに披露すると会場は早くもヒートアップ!

 ファンへのあいさつも日本語でチャレンジする「M.I.B」。ヤングクリームは「僕はヤングクリームです。みなさん、オジクがヘアーをやってくれました。カッコイイでしょ?東京のみなさん、会いたかったよ~」と笑顔を見せるとオジクが「みなさん今晩は、M.I.Bのオジクです。今日はここ東京を一番楽しい場所にしたいと思っているので、最後まで一緒にいてね。おもいきり、遊びましょう!」と呼びかけた。「僕はシムスです。みなさんが東京で待っていてくれたので、うれしくて、鼻血が出そうです(笑)」とシムスがユニークな言葉で喜びを表現すると「ボクハカンナムデス。ミンナハ、ヤスオッテヨビマス」とカタコトの日本語で日韓のハーフ(本名:滑川 康男)のカンナムが話すと会場は爆笑。

 改めて「今日、盛り上がる準備はできていますか?声が小さいなぁ。もうちょっと、こっちに飛んできちゃいなよ!」と煽り、会場のテンションを上げて、4曲目「Complicated」。身体でリズムをとるファンたちとのコールアンドレスポンスで、更に息の合ったパフォーマンスを見せる「M.I.B」にライブは最高潮へ。

 大歓声に包まれながらカンナムが「みなさんがいるから、M.I.Bがいます」と感謝の言葉を伝え、「Dutch Pay」を熱唱。韓国のデビュー曲「Money In The Building」、中毒性のある楽曲「Nod Along」などメインボーカル・カンナムの歌声とラッパー3人の迫力のラップ、さらに胸に響くサウンドから生み出されるM.I.Bの独創的な世界感に誰しもが酔いしれた。

 同公演ではソロコーナーも準備され、「お前、オレのこと好き?」とヤングクリームが「Do U Like Me」を。カンナムは「Say My Name」をそしてTiger JKやユン・ミレと共に韓国で初めて作ったという「Hello Goodbye」をギターで弾き語り、メインボーカルの実力と才能を証明した。続いて、「東京みなさん、Hands Up!」のシムスの掛け声に応え、ハンズアップでリズムをとるファンたちと一緒に「Hands Up」を届けるシムス。オジクが「Beautiful Day」で会場のファンと一体のステージを見せるなど、メンバー4人がそれぞれデビュー前に発表したソロ曲も披露。作詞・作曲はもちろん、プロデュースも手掛ける「M.I.B」の実力の高さを見せつけた。

 日本語のナメカワ先生(カンナム)のリードで進行されたトークコーナーではメンバーが最近覚えた日本語を紹介。シムスは「ムチムチ。みなさん、心残り」オジクは「いつやるの?今でしょ!」と日本で流行った言葉を。ヤングクリームは「させないで、めんどくさい!」とカンアムは「じぇ!じぇ!」と次々に紹介すると会場は大爆笑。日本語トークでも盛り上げ、ファンを楽しませる4人。ブラックスーツに着替えて登場したメンバーはカンナムの「最後はこの曲で」の言葉でキャッチーなメロディラインと個性的な振付が話題の最新曲「Men In Black(Dash)」を披露し、ライブを締めくくった。

 アンコールに応えて再登場したメンバーは「Cypher」「G.D.M」の2 曲を歌い、最後に「日本でまだリリースしていないのに、こんなにたくさんの方が来てくれて、うれしいです。次のライブでは日本語ベラベラになっています(笑)。本当に、本当にありがとうございます」(オジク)、「BUSTERZ(ファンクラブ)のみなさん。本当に、本当にありがとう。本当に、本当に愛してる。本当に、本当に、最高」(シムス)、「みなさん、でら、愛してる!スゲー、愛してる!本当に愛してる!次は新しいシングルをと思っているので、みなさん、応援よろしくお願いします」(ヤングクリーム)、「M.I.Bがこうして、日本に来られるのも、みなさん、一人ひとりのおかげです。M.I.Bを代表して、お礼をいいます」(カンナム)、「ありがとうございます」(全員)と感謝の思いをそれぞれ言葉にした。

 また、11月19日に渋谷 O-EAST(オーイースト)にて東京追加公演とファンミーティングを実施すると発表!大歓声が巻き起こる中、ファンより、一足後に事実を知ったオジクはビックリしながらも、「みなさん、また会いましょう!」と喜んだ。オープニングからアンコールまで全17曲、ノンストップでパワフルかつエキサイティングなステージは「M.I.B」の魅力そしてHIP HOPの魅力が炸裂。

 日本初上陸となった6月の公演に続き、ファンを熱狂させ、大盛況でツアーのファイナルを飾った。日本単独公演、そして1stJAPANツアー、さらに11月に開催される追加公演と“KEEP GOING”“前進あるのみ”と勢いにノリに乗った「M.I.B」の今後の活躍から目が離せない。



Copyrights(C)wowkorea.jp 0