映画「殺人漫画」イ・シヨン(上)、オム・ギジュン
映画「殺人漫画」イ・シヨン(上)、オム・ギジュン
韓国映画「殺人漫画」(配給:CJ Entertainment Japan/原題:「ザ・ウェブトゥーン:予告殺人」)が10月19日(土)よりシネマート新宿、心斎橋ほかにて全国順次公開される。

韓国映画「殺人漫画」のキャスト、公開日、あらすじ

 WEB漫画の編集長の謎の自殺から始まった死の連鎖。その全ての死を予告するWEB漫画。容疑者として浮かび上がる美人作家。果たして彼女は一体なぜ、この漫画を描いたのか。そして、この漫画に隠された驚愕の秘密とは!? 全ての謎が繋がった時、慄くような恐怖が待っている…。

 今回、事件の謎となるWEB漫画を描いた美人作家役イ・シヨンと、謎の美人作家を執拗に追う刑事役オム・ギジュンのオフィシャルインタビューが届いた。

【オム・ギジュン】
-ドラマやミュージカル中心に活動されてきたと思いますが、今回の作品を選んだ理由は何でしょうか。
普段、シナリオを読む時は一回にすべて読む事ができずに二回、三回と分けて読む方なのですが、この映画はシナリオがとても面白くて一気に最後まで読んでしまったんです。ベッドに横になって小さなライトを1つつけて読んでいたんですが、とても怖かったんですよ。 後ろに何かがいるかのような気配を感じる時ってあるじゃないですか。それでしきりに後ろを振り返ってみたり…結局は家中のすべての明かりをつけて読みました(笑)。刑事という役どころも気にいりました。当時、ドラマ「ファントム」を撮影していたのですが、あまりにも追いかけられる役だったので、次は逆に追いかける役がやりたかったんです。

-現場のムードメーカーだと聞いてます。もともと明るくてイタズラ好きな性格なのでしょうか。
現場の雰囲気が良いと、みんな楽に演技することができるし、良い作品を作り上げることができると思うんです。僕は撮影現場でいつも笑ってストレスを受けないように努力する方です。とは言え、演技をする時には集中する瞬間の雰囲気が重要なので、最大限に前もって準備をして、現場では明るい雰囲気を維持するスタイルですね。

-女優イ・シヨンさんとの初共演はいかがでしたか。
イ・シヨンさんは演技する時の目つきがとっても素敵です。目がキャラクターを表現してくれるとでも言いましょうか。演技で重要なことは言葉より目つき、そして呼吸だと思うんですが、今回イ・シヨンさんがカン・ジユン作家(イ・シヨンの役名)を目つきでうまく表現してくれていたと思います。一つに集中する人なので演技に入っていくとそれにだけ集中する、とても純粋な人です。

【イ・シヨン】
-これまで主にラブコメディに出演されてきたかと思いますが、本作に出演するきっかけは何でしょうか。
まず、これまでやってこなかったイメージの役でとてもやりたいと思いました。そしてシナリオを読みながらWeb漫画と映像が出会うという新しい形も「スクリーンで見ればきっとすごくかっこいいだろうな」という気がしました。 キム・ヨンギュン監督が演出をするという話を聞いて連絡先を聞いて別途連絡を差し上げたんです。「絶対にやりたい!」と伝えました。「私でなければこの映画はダメかもしれないですよ」と脅迫めいたことまで言いました(笑)。

-演じていて難しかったことはありますか。
カン・ジユンはとても魅力的で多様な姿を見せることのできるキャラクターです。すごく挑戦してみたかったし勉強してみたいキャラクターだったんですが、そのぶん演じるのが難しい面もたくさんあり、監督ともたくさん話し合いました。「どうしたらもっと極端にキャラクターを分離させることができるか」という部分に一番多く気を使いました。監督が細かくジユンの感情をつけてくださって、演技する時、より感情を引き出してくれました。おかげで私も俳優としてワンステップ成長することができたような気がします。また今回、演技しながら初めてカタルシスみたいなものを感じました。

-本作を絶対に観なくてはならない理由を一つ挙げるとしたら何でしょうか。
誰にでも必ず“秘密”ってあると思うんです。小さな過ちは誰もが経験しているはずですよね。この映画はそんな人間の秘密や過ちを赤裸々に描いています。だからこそ心がえぐられるかもしれませんが、人々に少しでも共感を与えることのできる映画だからこそ観てほしいし、普段ホラーを観ない方々もこの映画は見れば楽しんでもらえると思っています。


『殺人漫画』104分
■出演:イ・シヨン「イタズラなKiss」オム・ギジュン「ドリームハイ」
    ヒョヌ「根の深い木~世宗大王の誓い~」
■監督:キム・ヨンギュン『赤い靴』
■公開表記:10月19日(土)シネマート新宿、心斎橋ほか全国順次公開
■配給:CJ Entertainment Japan
■公式サイト:k-moviefes.jp/killertoon 
■クレジット:(c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

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