韓国のトップR&B歌手Hwanhee(ファニ)がプロデュースした、最強ビジュアルアイドルグループ「MYNAME」が1月12日(日)、東京・NHKホール、13日(月)大阪・オリックス劇場にて初のホールライブツアー「MYNAME JAPAN HALL TOUR 2014 ~Hands Up~」を開催した。
2013年は3月に1stアルバム「WE ARE MYNAME」をリリース、5月には大阪・名古屋・東京での単独コンサートツアー「MYNAME LIVE TOUR 2013~THE DEPARTURE~」を大成功させ、11月には初主演映画「新大久保物語」の公開と主題歌でもある3rdシングル「Shirayuki」をリリースするなど、一段と成長を遂げた彼らが初のホールライブツアーに臨み、12日、東京で初日の幕を開けた。
続いて、日本1stアルバム「WE ARE MYNAME」から「Anonymous」「PARI PARI」と人気の楽曲を畳みかけ、最初からすごい盛り上がり!「MYNAME」に加え、ユ・オソン、秋山成勲らが出演した「Baby I'm sorry」のMVの映像が流れた後、そのまま「MYNAME」が同曲を披露すると、ファンも曲に合わせて掛け声をかけ、さらに熱気を帯びていく。続く「Adrenaline」では、まさにメンバーもアドレナリンが出まくり(!? )で、インスは早くも上着を脱ぎ捨てタンクトップ姿となり、鍛えられた肉体美を披露。「(If You Wanna)Be My Baby」を歌い終えると、最初のMCタイムへ。全て日本語でのメンバーの楽しいやりとりに、ファンも耳を傾ける。
雰囲気がガラリと変わり、「MYNAME」はゲストで登場した人気バンド「Busker Busker(バスカー・バスカー)」のセッションメンバーによるギターサウンドに乗せて、セットの階段などに座って「Everlastin'Luv」を披露。「Busker Busker」のファンだというジュンQが、「Busker Busker」のヒット曲「麗水、夜の海」を即興で歌う一幕も。さらにもう1曲、「MYNAME」 はアコースティックバージョンで「You're Waiting For Me」を歌い、キュートな笑顔を振りまいた後、ミディアムナンバー「I Want To」を伸びのあるボーカルで聴かせた。
練習風景の模様を収めた映像がスクリーンに流れた後、黒系の大人っぽい衣装に着替えて姿を見せた「MYNAME」。個性的なバラード「チウルスオブヌン(Korea ver.)」で、感性豊かな歌声を会場に響かせ、さらに「Read Between the Lines」「Replay(Japanese ver.)」と立て続けに切ないバラード曲で、5人の美しいコーラスワークを届け、ファンをうっとりさせた。
セヨンとジュンQの悲壮感あふれるラップが際立つヒップホップ・R&B曲「Day by Day(Feat.D.O)」、コヌとインスのボーカルが聴き応えのあるミディアムナンバー「Hello&Goodbya(Japanese ver.)」では、ファンの息のあった掛け声も一段と大きくなり熱気もMAXに。
映画「新大久保物語」の挿入歌でもあるミディアムアップの「Sha la la」、セヨンの高速ラップが印象的な「クリジャナ(Korea ver.)」では、メンバーがタオルをぶんぶん振り回し、再び会場の盛り上がりは最高潮に。興奮気味に「すごい、ハンパない」と口々に話すメンバーたち。「僕はみんながそばにいるから、何も怖くないです。もっと高いところに行けるように頑張ります!」というジュンQのメッセージに、客席も大歓声で応え、コヌの音頭で「ハンズアップ」をコール&レスポンスし、最後の曲「Message(Japanese ver.)」へ。メンバーは全く疲れを見せず、キレキレでパルドンドンダンス(足をドンドンと踏み鳴らすダンス)を披露し、ファンをメロメロにして、ステージを後にした。
続けて、クラブDJのミキシングで盛り上がる「SUMMER PARTY」、疾走感あふれるダンスナンバー「WE ARE THE NIGHT」と続き、メンバーは勢いあまってステージを降り、より近い距離でファンを鼓舞させる。そして、ステージに戻ったメンバーは次々とTシャツを脱ぎ捨て、タンクトップ姿になる中、インスはセクシーダンスをしながら、そのタンクトップまで脱ぎ、ついに上半身裸に。客席からこの日一番の「キャー」という黄色い声が上がり、興奮冷めやらぬ中、メンバーたちは「大好き。愛してます。サランヘ」と言いながら袖にはけていった。