俳優チョ・ジョンソク
俳優チョ・ジョンソク
韓国で2004年にミュージカル「くるみ割り人気」でデビュー後、「グリース」「ヘドウィック」などでミュージカル界のトップスターに上り詰め、映画デビュー作である「建築学概論」のナプトゥク役で一躍ブレークしたチョ・ジョンソク。韓国で視聴率30%以上を記録したドラマ「最高です!スンシンちゃん」では、日本でも大人気のIU(アイユー)と甘いラブストーリーを展開して話題を集めたチョ・ジョンソクが、早朝から雪が舞う東京・日本青年館大ホールにて、2月14日(金)に初の単独ファンミーティング「Cho Jung Seok 1st Fanmeeting 2014 Sweet Valentine’s Day」を開催。

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 それに先駆け、日本オフィシャルファンクラブ発足と、「最高です!スンシンちゃん」のWOWOWでの放送スタートを記念し、記者会見を行った。
この日は報道陣に加え、ファンミーティング参加者の中から選ばれたファンも見守る中での会見となった。雪のように白い肌、目鼻立ちがはっきりした顔立ちが際立つチョ・ジョンソクがファンの大声援に迎えられ、はにかんだ表情で登場。一生懸命練習したという日本語で「こんにちは。初めまして。チョ・ジョンソクです。よろしくお願いします」とあいさつしたところで、質疑応答がスタート。


<b>-日本に来るのはいつぶりですか?</b>
2010年に個人的に旅行に来て以来になるので、4年ぶりになります。

<b>-4年ぶりの日本はどんな印象ですか?</b>
旅行に来たときも、いいなと思っていたんですが、日本はもともと大好きな国です。何よりも近い国ですし、日本の文化も大好きです。なので、今回久しぶりに来ることができて、感慨深いです。そして、こうして皆さんに歓迎していただいたので、すごくうれしいです。

<b>-今日は雪です。日本での雪は初めてなのでは?</b> 
そうですね、日本で雪を見るのは初めてになります。今、韓国でも江原道では大雪が降っているんですが、今回日本でもたくさん雪が降っていますね。皆さん、ここまで来るのが大変ではないかなと心配もしましたが、すでにたくさんの方に来ていただいて、うれしく思っています。

<b>-今回、日本で初めてのファンミーティングです。どんな準備をされたんですか?</b> 
今日は初めてのファンミーティングということで、本当にうれしくて、胸がワクワクしています。今回は、お互いに知るきっかけになるのではないかと思いますし、一人の人間、そして俳優としてのチョ・ジョンソクをたくさん紹介したいという気持ちで、いろいろと準備をしてきました。楽しんでご覧いただけたらありがたいです。

<b>-ミュージカル俳優としてデビューされたチョ・ジョンソクさんですから、歌もお上手なのは皆さんもご存じだと思います。今日ももちろん、歌っていただけるんですよね?</b> 
はい、歌もたくさん準備してきました。ドラマで歌った曲が中心になりますが、他にはミュージカルナンバー1曲と、皆さんに気に入っていただけるかどうか分かりませんか、J-POPも1曲準備しています。そちらは歌詞を覚えるのがとても大変でした(笑)。

<b>-今日はバレンタインデーですが、忘れられない思い出はありますか?</b> 
中学生のとき、好きな先生からガーナチョコをいただいたのが忘れられませんね。もちろん、先生は僕だけではなく、他の生徒にもあげていましたが、僕にとっては特別なチョコレートでした(笑)。でも、今日また新しい思い出ができると思います。

<b>-好きな先生というのは、どんな先生だったんですか?</b>
数学の先生で、とても美人でした。学校で生徒だけではなく、先生の間でも人気があり、後に体育の先生と結婚されました(笑)。

<b>-知的な美人がお好きだったんですね。その好みは今も変わっていないんですか?</b> 
今はちょっと好みが違いますね。20代前半まではキレイな人がいいと思っていたんですが、今はラブリーな人が好きですね(笑)。

<b>-「最高です!スンシンちゃん」では、ぶっきらぼうな面もあれば、情の深い面も持っているシン・ジュノを演じられましたが、実際のチョ・ジョンソクさんと比べるとどうですか?</b> 
似ているところはあまり多くない気がします。でも、あえて似ているところを挙げると、少し天然なところ、それから完ぺき主義者ではありませんが、ちょっと隙があるところですね。あと、カッコつけようと努力をしているんだけれども、なかなかカッコよくならないところ(笑)。

<b>-シン・ジュノは芸能事務所の社長でしたが、役作りでこだわったことは?</b> 
アイドルグループや俳優を育成していく芸能事務所の社長という役どころなんですが、あえてそこには重点を置きませんでした。シン・ジュノはプライドが高くて、能力を発揮しようと努力をするけれども、なかなかうまくできないし、カッコつけようと努力をするんだけれども、なかなかカッコがつかない、というところが魅力だと思ったので、かわいい魅力を出せるように役作りをしました。もしかしたら、他の俳優さんがこの役を演じたら、カッコいい人物になっていたかもしれませんが、僕がこの役をやると、ちょっとかわいい感じ、人が思ってもいないようなキャラクターを作れるのではないかと思いました。つまり、典型的な芸能事務所の社長ではなく、とても魅力的な人間、かわいらしい社長という人物像を作りたいと思いました。

<b>-ドラマの見どころを教えていただけますか。</b>
「最高でなくても大丈夫、特別だから」というキャッチコピーが付いているんですが、ドラマの中ではIUさんの出生の秘密が出てきて、家族の大切さが描かれています。そういったところをしっかり見ていただくと、楽しめると思います。それともう一つ、僕からのお願いですが、僕とIUさんの甘いラブストーリーにもぜひ注目して見てほしいです。

<b>-IUさんとのシーンでお気に入りのシーンを挙げるとしたら?</b>
島で足止めをくらってしまい、そこで1日を過ごすというシーンです。IUさんと僕がパジャマ姿で登場し、お互い笑顔をたくさん見せるんですが、その撮影が本当に楽しくて、印象的でした。島に住んでいらっしゃる方とも写真を撮ったりして、本当に仲良く撮影ができたということもあるので、一番記憶に残っていますね。それと、もう一つはキスシーンです。IUさんといえば、国民の妹と呼ばれていて韓国でも本当に人気が高いですよね。今回共演が決まり、その記事が出たとき、周りの男性からかなり非難されました(笑)。“どうしてお前がIUと共演するんだ”“カップルになるんだ”などいろんなことを言われ、多くの方に嫉妬されました。そんな中、キスシーンの撮影日が、雨で延期になってしまい、数日後改めて、そのキスシーンを撮ろうとしたら、また雨で延期になってしまい…。だから、きっと雨も嫉妬しているんだなと思いました(笑)。

<b>-ミュージカルとドラマでは、出演するとき何か心構えの違いなどはありますか?</b> 
僕はミュージカルでデビューした後、最初に出演したドラマが「What's Up」だったんですが、演技というのは全く違わないという気持ちでスタートしました。それがよかったと思います。全然違うと思っていたら、なかなか馴染めなかったと思います。ミュージカルというのはライブなので、観客と同じ空間で同じ時間を一緒に楽しむものですが、ドラマや映画というのは長い間、作品として映像が残るので、自分の中でコレクションする価値があるのかなと思います。演技的には、ミュージカルよりドラマや映画のほうが、ディテールにこだわれると思います。

<b>-最後、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。</b>
今回初めてファンミーティングを開催できて、とてもうれしいです。韓国では忙しい撮影のスケジュールが続いていたんですが、今日が来るのを楽しみにしていましたし、ワクワクして胸がときめいていました。皆さんが歓迎してくださったこと、関心を持ってくださったことに驚きながらも、感謝しています。これからもいい作品を通して頑張っている姿をお見せし、頻繁に皆さんとお会いしたいです。皆さんにとって、ことし1年がいい年になりますよう願っています。そして健康で、いつも幸せにお過ごしください。


 質疑応答が終わり、司会者が「ありがとうございました」というとチョ・ジョンソクは、「こちらこそありがとうございました」とお辞儀をし、紳士的な振る舞いを見せた。続くフォトセッションでも、投げキスのサービスショットを披露するなど、終始ソフトな笑顔で魅力を振りまき、取材陣さえも魅了。そんな彼の魅力を楽しめるドラマ「最高です!スンシンちゃん」要チェック!



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