イ・ジャンウ の最新ニュースまとめ
長身で小顔、肌がツヤツヤしていて、少女漫画から飛び出してきたようなビジュアル。キラキラしたオーラをまとい、さわやかな笑顔でインタビューの場所に現れたイ・ジャンウ。母は元歌手で、従兄弟には歌手ファニ(「Fly To The Sky」)がいる音楽一家で育ったことでも知られ、今回はその美声をたっぷり披露するという彼が、約1年ぶりとなる今回の日本ファンミーティングを前にした心境や、「きれいな男」の撮影秘話、恋愛観、そして近況などを気さくに率直に語ってくれた。
<b>-昨年2月17日に東京・山野ホールで行われた1stファンミーティング以来、約1年ぶりのファンミーティングです。今の心境はいかがですか?</b>
とても気分がいいですね。1年ぶりに日本に来たので、すごく意味深いです。本当はしょっちゅう来られればいいんですけど、ドラマの撮影などもあり、なかなか来られなかったので、今回はいろいろ準備してきました。僕自身も、とても楽しみです。
<b>-東京はここ最近、週末にかけて大雪でした。久しぶりの東京の印象はいかがですか?</b>
韓国もありえないぐらい、雪が積もったんですが、日本も雪がたくさん降ったと聞いて、すごく心配していました。飛行機から降りるとき、雪が少し残っていましたが、東京の街はきれいに除雪されていたので、その素早い対処がすごいなと。韓国もそういう面を見習わないといけないなと思いました。
<b>-今回はヴァレンタインパーティーということですが、どんな一面を見せようと思っていますか?</b>
今回は歌をたくさん歌います。前回と違って、もう少し肩の力を抜いてやれたらなと思っています。前回から1年ほど間が空きましたが、その間、韓国でのイベントにまで来てくださったファンもいらっしゃり、顔を知っている方も多いので、今回は客席を下りて、ファンの皆さんと近くで触れ合いながら、楽しみたいです。前回は僕自身を知ってもらう、あいさつのようなファンミーティングでしたが、今回は皆さんと一緒に遊びたいです。
<b>-前回の来日から約1年経ちましたが、この1年でどんなところが成長したと思いますか?</b>
体重が変わったとか年を取ったとか?(笑)。自分でも、どういう部分が成長したのかよく分からないです。いつまでも二十歳のような、若いイ・ジャンウでいたいと思っているので(笑)。これから一生懸命頑張らなければいけないことはよく分かっているんですが、これぞという自慢できる部分はまだないですね。
<b>-漫画原作のドラマ「きれいな男」では、独特なファッションスタイルで神秘的な雰囲気のチェ・ダビド役を演じられましたが、難しかった点などはありますか?</b>
日本の場合、漫画原作のドラマはそのまま再現することが多いと思うんですけど、僕たちのドラマはそうしないようにしようと思っていました。でも、ダビドは内面も複雑で、漫画上でとても魅力があったので、原作に近づけようということになり、漫画と同じ服を僕のサイズに合わせて特注して、ヘアスタイルも同じにしたし、同じまなざしの演技をしようと努力しました。
<b>-チェ・ダビド役は、IUさん演じるキム・ボトンを一途に思う役でした。共感できる部分、できない部分は?</b>
共感できる部分はなかったです。一方的な愛だったじゃないですか。僕はお互いに気持ちが行き来するのが愛だと思うので、一方的な愛というものはないと思っています。例えば、俳優とファンにしても、ファンが一方的に愛をくれるのではなく、俳優もそれに応えて交流しますよね。なので、今回は演じていて、とても大変でしたし、一方的な愛というのは、自分には合っていないと思いました(笑)。
<b>-実際にはどんな女性が理想のタイプですか?</b>
理想のタイプは、まだよく分からないです(笑)。でも、尊敬できる人がいいなとは思います。お互いに学べるところがある方が、長く付き合えると思うので、尊敬できる女性がいいですね。
<b>-チャン・グンソクさんとはドラマ「ノンストップ4」以来10年ぶりの共演でしたが、久しぶりに共演してみてどうでしたか?</b>
今回のドラマで最初に会ったとき、「久しぶりだね」という話をしました。感激的でしたね、お互いに。若いころの苦労していた時代を共に経て、こうして主人公として会ったので、一生懸命頑張ろうという気持ちでした。なので、撮影中はすごく楽しかったです。昔の思い出話をしたり、周りには昔一緒に仕事をした人たちもいたので、一緒にご飯を食べに行ったり。グンソクとは冗談を言い合いながら、楽しく撮影しましたね。だからこそ、真剣なシーンが多くて、大変でした。真剣な顔で演じなきゃいけないのに、お互い目を合わせると、笑ってしまって(笑)。重要なシーンで、グンソクが涙を流さなきゃいけないのに、僕が笑わせてしまい、申し訳なかったなということもありました。
<b>-「きれいな男」ではOSTも歌われました。俳優がOSTを歌うことについては、どう思っていますか?</b>
僕は役の感情をつかむとき、曲に力を借りる方なんです。今回は、歌詞がドラマの内容に合っていて、それを直接自分が歌ったので、演じる上でかなり助けになりました。役の気持ちを歌詞でダイレクトに表現できるので、俳優がOSTを歌うのはいいことだし、必要なことだと思います。
<b>-従兄弟のファニさんも「きれいな男」のOSTに参加されましたね。</b>
幼いころから仲良しだったんですが、それぞれ自分の領域で活動しながら、こうして一緒に仕事ができたので、感激で胸がいっぱいになりました。今回、兄さんの歌を聴きながら、感情移入をしたりもしました。これからも、多くの作品で一緒に仕事ができたらうれしいです。
<b>-これまでいろいろな役を演じてこられましたが、今後どんな役にチャレンジしたいですか?</b>
伝統的な音楽とかクラシックとか、音楽をする人物を演じてみたいですね。「のだめカンタービレ」「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」のようなドラマで、楽器を弾く人物というのもいいですね。
<b>-今後どんな俳優になっていきたいと思っていますか?</b>
息の長い俳優になりたいです。まだ出演作は1ケタぐらいですが、50作品ぐらい出演するのが目標(笑)。時が経つにつれて、父親役とかおじいさん役とか、その年相応の役が演じられるよう、いつまでも俳優生活を送りたいですね。
<b>-日本食がお好きだと聞きました。今回はどんな物を食べましたか?</b>
昨日、日本に到着したんですが、居酒屋に行って、しゃぶしゃぶとか鶏のから揚げとかを食べました。この後、ファンミーティングが終わったら、寿司とか焼き肉を食べに行きたいです(笑)。
<b>-料理が趣味だそうですが、最近はどんな料理を作りましたか?</b>
最近は、牛丼のようなものをよく作っています。簡単なんですよ! 玉ねぎとつゆを煮詰めて、そこに豚肉を入れて炒めたものをご飯に乗せて、牛丼っぽくして食べています。家には、しょうゆとかいろいろ和風の調味料も揃っているので、簡単なものは自分でよく作りますね。
<b>-最近はプライベートでどんなことをしているのか、近況を教えてください。</b>
今はちょうどオフの時期なので、スポーツクラブで運動をしたり水泳をしたり。あとは、登山に行ったり、江原道でキャンプをしたりして、のんびり過ごしています。
<b>-今後の活動計画は?</b>
まずは日本でのファンミーティングを無事に終えて、韓国に帰ってから、シナリオをじっくり検討して、次回作を決めようと思っています。
インタビュー中、時折見せる優しくキュートな笑顔が、「きれいな男」で演じたチェ・ダビド役と重なり、グッと引き込まれた。「いつまでも二十歳のような気持ちでいたい」というイ・ジャンウの純粋で自然体な姿が清々しく、写真撮影でもカメラを向けると、こちらがリクエストしなくても、キュートなポーズを取ってくれる姿が印象的だった。まだ何色にも染まっていないイ・ジャンウ、今後どんな俳優へと成長していくのかとても楽しみだ。
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