2012年の「M COUNTDOWN HELLO JAPAN」以来、2年ぶりに日本で開催される今回の「M COUNTDOWN No.1 Artist of Spring 2014」は、前回よりもさらにパワーアップ。韓国からは、「超新星」、「2PM」、「Girl’s Day」、「4Minute」、「MBLAQ」、チョンギゴ、「Block.B」、「CRAYON POP」、ソンミ、「M.I.B」、「GOT7」、「Ledapple」など、日本からは「Berryz工房」など人気アーティストによるライブステージのほか、日韓文化交流を目的とした「Meet&Greet」「レッドカーペット」「K-Cultureブース」などさまざまなイベントも展開され、大盛況となった。
2PM の最新ニュースまとめ
公演に先駆けて行われた記者会見では、出演者のうち12組が登壇。リハーサルを終えた出演者は、ファンの大歓声を浴びながらレッドカーペットを歩き、続々と記者会見場に。それぞれフォトセッションではさまざまなポーズを取り、質疑応答では今の心境や意気込みなどを語った。
最初に会見場に現れたのは、実力派HIPHOPグループの「M.I.B」。Young Creamが腕にギブスをしての登場となったが、「手術も上手くいきましたし、時間が経てば完治すると思います」とファンの心配を払拭した。
Mnetにて、メンバーのKangNam がK-POP情報番組「JJANG!」、KangNamと5Zicが音楽番組「K-POP ZONE」のMCを務めるなど、Mnetとは縁のある「M.I.B」。5Zicは「カムバックステージを今回披露できるということが光栄だし、日本で新曲『CHISA BOUNCE』を初披露できるのがうれしいです。ベストを尽くして、ステキなステージをお見せしたいです」と意気込みを語り、同曲の見どころについては、5Zicの説明をKangNamが「持ってる人がいっぱい持っていっちゃう世の中だけど、俺たちは俺たちなりに頑張って前に進むぞ、っていう曲です(笑)」と通訳して紹介した。
また、今後の活動については、KangNamが決まればすぐに報告すると話し、「『M.I.B』、本気で頑張っていきますのでよろしくお願いします」と力強く宣言。最後にYoung Creamが「ステキな写真を撮ってくださったマスコミの皆さん、ありがとうございました」と取材陣に感謝し、会見場を後にした。
続いて会見場に到着したのは、全員レッドヘアの「Ledapple」。全員で「こんにちは。イケメンバンド、『Ledapple』です」とあいさつした後、ヨンジュンは「このステージに立つことができてうれしく思っています。たくさん準備してきたので、期待してください」とファンにメッセージ。また、日本、ルーマニア、イタリア、ドイツでワールドツアーを開催したことについて、ハンギョルは「初めてのワールドツアーで、とても緊張していましたし、心配もしましたが、思っていた以上に大勢の方がお越しくださり、本当に驚きました。特に日本、ルーマニアのファンの皆さんは空港まで来て、温かく出迎えてくださったので感動しました」と振り返り、最後に全員で「以上、イケメンバンド、『Ledapple』でした」とあいさつをして、会見終了となった。
レッドカーペットでの歓声が一際大きくなり、会見場に姿を見せたのは「2PM」。都合により、チャンソンが会見のみ欠席となり、5人での登壇となったが、カリスマ性あふれる姿で会場を圧倒した。
これまで何度も日本でライブをしている「2PM」。今日のステージで楽しみにしていることを聞かれたテギョンは「先週までアリーナツアーをしていたんですが、また今日この横浜アリーナのステージで、多くのファンの皆さんと会えるというのは本当にいい機会だし、光栄に思っています。ツアーで楽しかったステージ、リアクションのよかったステージをもう一度皆さんに見ていただきたいと思っているんですが、今日のステージを見て、またいつかコンサートをするとき、多くの方が来てくださったらうれしいです」と最高のパフォーマンスを披露することをファンに誓った。
また会見中には、Jun.Kがジュノの耳を引っ張るというおなじみのイジリも見せ、和気あいあいとした雰囲気の会見となった。
続いてもファンの大歓声で迎えられ、会見場に入ってきたのが黒のスーツでシックにキメた「超新星」。日本語で自己紹介した後、ステージを控えた今の心境について、リーダーのユナクは「このようにK-POPアーティストのお祭りみたいな舞台に、僕たち『超新星』も参加できてうれしいです。今日ここにいらっしゃった皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います」と完璧な日本語で答えた。
また、日本で長く活躍している先輩アーティストとして、今回初めて日本のステージに立つ後輩にアドバイスを求められたグァンスは「数年前から韓国のアーティストを日本の皆さんが応援してくださっているんですが、K-POPらしい強いところを今日みんなで力を合わせて、ファンの皆さんにガンガン見せていきたいと思います。新人アーティストの皆さんも頑張って、思いきり自分たちの魅力を見せてほしいです」とエールを送った。そして、最後に全員で「以上、僕たち『超新星』でした」とあいさつし、会場を後にしながら、「楽しんでください!」とユナクがニッコリ笑顔を見せた。
入ってきた瞬間、取材陣から「かわいい~」との声が上がったのが、おなじみの5色のジャージ姿で現れた「CRAYON POP」。メンバーのウェイは「ついに、このステージに立つことができて、本当にうれしく思っています。日本のファンの皆さんをはじめ、K-POPファンの皆さん、一人ひとりに満足してもらえるようなステージをお見せしたいと思います」とファンに向けメッセージを伝えた。
日本からは唯一の出演となった「Berryz工房」。清水佐紀は「日本の唯一のアーティストということで、かなりドキドキしているんですが、『Berryz工房』は3月3日でデビュー10周年を迎えたので、そのパワーを見せつけたいなと思います」と自信をのぞかせ、「今日初めて『Berryz工房』を見るという方もいらっしゃると思うので、一人でも多くの方にBerryz工房を好きになっていただけたらうれしいです。精一杯頑張ります」と意欲を見せた。
また、韓国や台湾などアジアにも多くのファンを抱える『Berryz工房』。“ももち”こと嗣永桃子は、「韓国でもライブをやらせていただいたし、アジアソングフェスティバルでは新人賞をいただき、韓国とはご縁があります。去年は海外4カ国でライブをさせていただき、日本ではなかなか味わえない黄色い歓声を浴びることができて、本当にうれしかったので、今年も海外でたくさんライブができるように頑張りたいなと思います。応援よろしくお願いいたします」とももちスマイルを見せた。
白のシャツに個性的なTシャツを重ね着した装いで登場したチョンギゴは「こんにちは。初めまして。私はチョンギゴと申します。よろしくお願いします」と日本語であいさつ。今回日本で初披露となる、「SISTAR」ソユとのコラボで大人気を博した「Some」について、「これから恋愛を始めようする段階にあるカップルの微妙な気持ちを歌ったラブソングです」と紹介した。
ソロ歌手として活動を再開した元「Wonder Girls」のソンミは、サイドウエストがチラリと見えるセクシーな黒のミニワンピースに身を包み、妖艶な雰囲気を漂わせて登場。「日本に初めて来ることができて、とてもうれしいです」とあいさつし、今回のステージで披露する最新曲「Full Moon」について、「毎回新曲が出るたびに、どのようなパフォーマンスをお見せしたらいいのか悩むんですが、今回の曲ではソファを利用したパフォーマンスを披露します。神秘的な雰囲気を振り付けの中にも盛り込みました」と明かし、期待を高めた。
日本のステージ初登場となる話題の新人ボーイズグループ「GOT7」が登場すると、激しくカメラのフラッシュがたかれ、シャッター音が鳴り響いた。正式デビュー前ながら、注目度抜群の7人組だ。初々しさ漂うメンバーは、全員揃ったところで、「あいさつしてもいいですか?」と確認し、「初めまして。僕たちは『GOT7』です。よろしくお願いします」と元気よくあいさつ。そして、「リーダーを担当している、クールでセクシーなイメージのJBです」「母親役とソフトな部分を担当していますJr.です」「ワールドセクシーを担当しているJacksonです」「マーシャルアーツを担当しているMarkです」「末っ子らしくない末っ子を担当している純粋なユギョムです」「リードボーカルを担当しているヨンジェです」「一番かわいいメンバー、BamBamです」と自己紹介をした。
ファンにメッセージを求められると、JBが「もう一度あいさつします」と仕切り直し、再び全員で「こんにちは。『GOT7』です」と大きな声であいさつ。JBは「僕たちは日本のステージに立つためにやってきました。たくさんの応援と関心にいつも感謝しています。そんな皆さんの熱い応援に応えられるよう、僕たちも一生懸命頑張っていいステージをお見せしたいです」と意気込んだ。
また、正式デビュー前にもかかわらず、日本公式モバイルサイトをオープンしたとたん、ものすごい数の会員数が集まるなど、すでに人気を集めていることについて、JBは「本当に感謝しているし、僕たちのことを皆さんが大切に思ってくださっているので、本当にありがたいです。まだ(日本での人気を)実感するということはありませんが、これからも頑張ろうと努力しています」と謙虚に語った。そして、質疑応答が終わると、「ありがとうございました」と取材陣に頭を下げ、最後に全員で声を揃えて「以上、『GOT7』でした」とあいさつし、「応援よろしくお願いします」と何度も言いながら退場した。
「GOT7」とは対照的に、すでに日本でも活躍中で貫録すら漂わせて登場した「MBLAQ」。黒のスーツでキメた5人は、「こんにちは。『MBLAQ』です」とあいさつした後、フォトセッションでも余裕を漂わせ、なぜかミルが前に出てポーズを取り、それを4人が後ろで盛り立てるという楽しい撮影となった。
日本のアーティストと同じライブに出演することについて、スンホは「まず、僕たちも今回のステージに招待していただき、本当に光栄に思っています。日本のアーティストとのコラボステージもあり、ステキなステージをお見せできるということで、とても楽しみにしています。ファンの皆さんにも喜んでいただけるとうれしいです」とワクワクした様子を見せた。
また、「M COUNTDOWN」のグローバルツアーは「M COUNTDOWN HELLO JAPAN」以来の出演となる「MBLAQ」。ジオは「今回はグローバルツアーらしく、グローバルなステージを準備してきました。この公演は韓国と日本の文化交流において、非常に大きな力になると信じています。このようなステージがどんどん増え、音楽を通した交流が盛んになればいいなと思います」と力を込めた。
ボディラインが際立つスリットの入った白のロングドレス姿で、報道陣の目をくぎ付けにしたのは「Girl’s Day」。日本語で「リーダーのソジンです」「私は明るくて純粋なユラです」「見れば見るほど魅力的なミナです」「かわいい末っ子ヘリです」と愛嬌たっぷりに自己紹介。
2月に「M COUNTDOWN」で、「Something」が1位を獲得したことについて、ソジンは「1位を獲らせていただいたのは、プロモーション活動が最後の週だったんですが、長い間、皆さんから愛されてきたうえでの1位だったので、非常に意義深いものがありました」とファンに感謝した。
また、1位になったら“おんぶをする”という公約を掲げていたことについて、ミナは「おんぶはヘリさんのアイディアだったと思います。ヘリさんはもともと力持ちなので、最初はおんぶをしようと言っていたんですが、結局肩車をしようという話になりました」と裏話も。ヘリが「オンエアはされませんでしたが、バックステージでは肩車をしたので、映像を探せば、どこかで見られるかもしれません」と明かし、「次のアルバムでも1位を獲れるように頑張ります」と次なる抱負も語った。
最後に会見場に現れたのは「4Minute」。赤と白を基調にした、セクシーでカッコいい衣装の彼女たちは「私たちは『4Minute』です」とあいさつし、流暢な日本語で自己紹介。司会者から「さすが、日本語バッチリですね」と褒められると、「どういたしまして」とお茶目に返した。
現在、大人気の新曲「今日何する?」を今回、日本で初披露することについて、ジヒョンは「日本に来るのが久しぶりなので、それもうれしく思っています。そして今日、『今日何する?』を初披露するので、皆さんがどのような反応を見せてくれるのか、ワクワクしています。たくさんの方に気に入っていただきたいです」とキュートな表情をのぞかせた。
時間の関係で、それぞれ短い記者会見ではあったが、この後のステージに向け、それぞれのグループが個性豊かに強い意気込みを語り、12組による会見が終了した。今をときめくK-POPアーティストたちの豪華競演ライブのレポートは、後日掲載いたします。
2PM 『Step by Step ミュージックビデオ』
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