VIXX の最新ニュースまとめ
グループ名の「VIXX」は「最高のVoice、最高のVisual、最高のValueを兼ね備えている」ことを意味する。2012年、Mnetのオーディション番組「My DOL」をきっかけに、シングル「SUPER HERO」で韓国デビューを果たした「VIXX」は、ことし7月2日、彼らの代表曲が凝縮された1stアルバム「DARKEST ANGELS」で満を持して日本デビュー。今もっとも注目を集めているアイドルグループだ。
この日、日本全国からのべ5000人のファンがつめかけ、会場となった東京国際フォーラムホールAは、3階席まで満席となり、VIXXの人気を実証した。会場が暗転すると、「VIXX」のテーマカラーであるブルーのペンライトが一斉に輝きを放ち、ファンはスタンディングオベーションでメンバーの登場を待ち受ける。
青い照明で照らされたステージに白いスモークが漂う中、会場のそで口から黒いマントに身を包んだ6人の魔術師がつぼを手に、ゆっくりとステージ中央へ移動し、魔術の儀式を行うと、コンサートのコンセプト通り、会場は早くも幻想的なオーラに包まれた。
ストロボライトが強烈な光でステージを照らし、魔除けの印を意味する“HEX SIGN”のシンボルマークを映したスクリーンが上がると、赤く燃え上がるような衣装に身を包んだ6人がステージに登場。会場は大きな声援に包まれた。
“愛する人の欲望を叶えるために自らを犠牲にする”という悲しい運命を独特な世界観で表現した「呪いの人形」で力強い歌声と迫力あふれるダンスパフォーマンスを披露し、圧巻のオープニングを飾ると、キラーチューンの「Secret night」、「ハイド」、「Beautiful Killer」を連続投入し、会場は一気にヒートアップ!
この日最初のMCでは、リーダー・エンが「皆さん、たくさんいらっしゃいましたね!」とうれしそうにコメント。メンバー全員で声を揃えて恒例のあいさつをすると、クールなポーカーフェイスのレオ(LEO)、ダンスにラップと多才なラビ(RAVI)、チャーミングでカリスマ性のあるエン(N)、えくぼがチャームポイントの美男子ホンビン(HONGBIN)、グループのマスコット的存在でマンネ(末っ子)のヒョギ(HYUK)の順に自己紹介をした。
エンが「初めての単独コンサートができてうれしいです!みんなの気分はどうですか?」とメンバーに聞くと「一昨日は大阪公演がありましたが、(ファンの皆さんが)会場をびっしりと埋めてくださってうれしかったです!」(ホンビン)、「たくさんの(ファンの)皆さんが来てくれて本当に感動しています。皆さん、最高!」(ケン)、「今日は待ちに待った単独コンサートですね!皆さん、今日は一緒に楽しみましょう!」(ヒョギ)とコメント。続いて、ラビの「今日はどんなステージを用意していますか?」という質問に対して、レオが「本当にすごいステージを用意してきました。」、エンが「皆さん、今日はセクシーで、可愛くて、本当にかっこいいステージを用意してきました!皆さん、準備はいいですか!? 」と答え、続くステージへの期待を高めた。メンバーの流暢な日本語に会場からは驚きの声も上がった。
オープニングのダークな雰囲気から一転、ラビの「Okay, Let’s go!」という掛け声に続いてスタートしたのは、ポップチューンの「CHAOS」と「B.O.D.Y」。さらに「答えはキミだから」では、オープニングから着ていた上着を脱ぎ捨て、クラシカルな雰囲気を漂わせると、マイクスタンドを使ったセクシーなダンスで会場を魅了した。
“魔術師になったメンバーがペアで「呪薬」を作る”というコンセプトのもとで撮影されたブリッジ映像では、エンが大好物のバナナミルク、ラビが12回も脱色を繰り返したという髪の毛、ケンが中学のときに描いた絵など、それぞれのお気に入りのアイテムを使って、万病治療薬(エン&ホンビン)、心が見える薬(ラビ&ヒョギ)を作るも、この2つは残念ながら効果が見られず、失敗に終わってしまう。最後は、ケン&レオによる謎の薬。いったいどんな効果があるのかと不思議に思いながらメンバーたちが飲み干したのは、なんと“時空を超える薬”だった。
時空を超えて東京国際フォーラムへとやってきたメンバーたちは、ユニットステージでその豊かな才能を見せつけた。レオ&ケンは、レオが作詞作曲した哀しいバラード「冷たい夜に」で美しいハーモニーを奏でた。ラビ&ヒョギは、今回のコンサートのためにラビが一生懸命作ったという「Memory」を切なく歌い上げた。そして4人が圧倒的な歌唱力で会場を魅了したところで、エン&ホンビンは躍動感あふれるセクシーなダンスパフォーマンスを披露し、ファンを楽しませた。
ピアノの澄んだ音色が流れ、一面の星空と化したスクリーンにメンバーからのメッセージと「6つの星が浮かぶ今夜、ここに集まったきらきら光る『STAR LIGHT(=VIXXのファン))に捧げる歌」という文字が映し出されると、メンバーがまぶしく光り輝く真っ白な衣装で再び登場し、ラブソング「Someday」、「Love Letter」でファンへの愛情を込めた優しい歌声と美しいメロディーを届けた。メンバーの想いが込もった贈り物に感極まって涙を浮かべるファンの姿も。
ちょっぴりしんみりしてしまった会場のムードをがらりと変えたのは、メンバーがこの日一番の愛嬌でファンの心をとりこにした「VIXX」史上最もキュートなナンバー「痛いのに好きだよ(UUUUU)」と、6人が元気いっぱいにステージを駆け回ったり、ファンと一緒にジャンプしたりと、会場全体が大はしゃぎしたポップナンバー「今日からキミはボクのもの」。
この日最後のMCでは、ラビの「やっぱり『STAR LIGHT』が最高ですね!」という満足げなコメントに続いて、メンバーがそれぞれの想いとファンへの感謝を伝えた。
ヒョギ:今日で皆さんとの素敵な思い出が最後となりました。でも終わりというのは新しい始まりを意味しています。僕たちはやっと最初の一歩を踏み出したので、これからも皆さんとマラソンのように、ずっと一緒に走っていきたいと思います。ありがとうございました!
ケン:このように日本で初めてのコンサートができて、とても気分がいいです!皆さんと一緒にステージを作ることができて光栄です。皆さん、愛しています!
ホンビン:“初めて”というのはわくわくする一方でもこわさもありますが、多くの方にお越しいただいて、とても感動しています。(皆さんから)感動をもらった分、かっこいいステージを準備するので、そのときは皆さん是非また一緒に遊んでください!
レオ:ステージに立つたびにいつも幸せにしてくれて、本当にありがとうございます。いつも感謝の気持ちを伝えられるステージを作っていきたいと思います。ありがとうございました。
ラビ:初めてのコンサートということで、少し不安もありましたが、皆さんを見て感動し、安らぎを感じました。とてもいい思い出ができました。最初のコンサートを皆さんとこのように始められたので、これから2回、3回、そして1万回…ずっと一緒に楽しんでくれますよね!? (会場は「ネー!(はーい!)」と大歓声で答える)
エン:いつも僕たちの話を聞いてくれる「STAR LIGHT」の皆さん。皆さんがいてくれるおかげで、いつも幸せな気持ちでステージを作ることができます。僕は本当に幸せな人です。
「皆さん、最後まで一緒に走り抜けてくれますよね!? 」というラビの掛け声から始まったエンディングステージを飾ったのは、「VIXX」の記念すべきデビュー曲である「SUPER HERO」とポップナンバーの「デ・ダ・ナ・ダ・ノ」。ケンとレオがハイトーンのシャウトを見せるなど、会場のボルテージは最高潮に達した。
アンコールでは、ヒット曲「傷つく準備ができてる」と最新シングル「奇跡(Eternity)」を披露。歌い終えたメンバーは、全員で手を取り合ってステージ中央から下手、上手へと移動し、今日まで支えてくれた「STAR LIGHT」の1人1人に感謝の気持ちを届けるように、客席に向かって深々とお辞儀をした後、ゆっくりと舞台を後にした。メンバーの名前を呼ぶファンの歓声は、最後まで鳴り止まなかった。
まさに“すべてにおいて最高”な「VIXX」の伝説は、まだ始まったばかりである。これからも圧倒的な歌唱力と華麗なダンスパフォーマンス、そして個性あふれるユーモラスなキャラクターで世界を魅了し続けていくであろう彼らの活動に、期待は高まるばかりだ。
빅스(VIXX) - 기적 (ETERNITY) Official Music Video
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