照明が暗転し、宇宙をコンセプトにしたダイナミックなオープニング映像が流れ出すと、会場のファンは総立ちで、メンバーの紹介映像に大きな歓声をあげる。メンバーの登場と今か今かと待ち受ける中、この日のオープニングナンバー「F.F.Y」のイントロが流れ出し、白と黒を基調とする衣装を身にまとったメンバーが登場!元気いっぱいに歌うメンバーと、完ぺきなかけ声で息を合わせるファンとで、会場は早くも大きな一体感に包まれた。メンバーの「皆さん、タオル持っていますよね~!? 」という大きなかけ声でスタートしたのは「We Made It」で、ステージの上で元気よくジャンプする5人と、彼らの動きに合わせて客席でジャンプする観客がフロアを揺らした。
「最後まで、全身全力で盛り上がって行きましょう!次の曲、聞いて聞いて~」という力強いかけ声に続いて「(IF YOU WANNA) BE MY BABY」がスタート。オープニングステージでは、元気いっぱいのエネルギッシュな姿で会場を魅了した「MYNAME」の5人だったが、ここからはセクシーな大人の男性へと大変身!ハスキーな力強い歌声と、躍動的なダンスパフォーマンスで、つづく「Anonymous」、「Klick」、「Sha la la」も披露し、一気に会場のボルテージを高めた。
続いて話題は、ジュンQ&セヨンがユニットで歌った曲へ。
セヨン:元々は、「Sha la la」が僕たち2人のユニット曲だったんですけど、今日は特別にジュンQがライブハウスで作った曲を歌いましたよね!
ジュンQ:さっき歌った曲は僕が作曲しました。元々、今回のライブハウスでだけ見せる予定だったのですが、今日は最後の公演だから、特別に歌いました。
メンバーの名前を呼ぶ声が鳴り止まない中、メンバーのスペシャルソロステージ第2弾がスタート!ステージ上方には、DJに変身したインスが登場し、「みんな準備はいい!? Are you ready!? 」という力強く呼びかけると、会場は一気にヒートアップ!「Guilty as charged」でダイナミックなダンスパフォーマンスを披露し、会場を魅了した瞬間、上着を脱ぎ捨てたインス。その完ぺきすぎる肉体美に、客席からこの日一番の黄色い歓声が上がった。マルチな才能で、フロアを大きく揺らしたインスに続いて登場したコヌは、自ら演奏するピアノの透き通った音色にのせて、カバー曲の「Forget-me -not」をしっとりと、美しく、そして切なく歌い上げた。魂にふれるような、心のこもったコヌの歌声に、感動のあまり泣き出すマイガールの姿も。
コヌの美しい歌声に酔いしれたあとは、再びメンバー5人が登場し、バラードステージがスタート。「Stars」、「Read Between The Lines」に続いて、「あきれて」のイントロをアカペラで歌い上げるなど、5人の持つ並外れた歌唱力で、美しいハーモニーを奏でると、会場を感動の渦に巻き込んだ。
「ひかれるじゃないか」のRemixバージョンでは、レザービームの飛び交う会場を大きく盛り上げると、最強のキラーチューン「SUMMER PARTY」を続投し、会場はまさにお祭り騒ぎ!つづく「Message」のブリッジでは、インスが再び上半身ヌードを見せたり、メンバーがアクロバティックなソロダンスを披露したりと、盛りだくさんの内容でマイガールを喜ばせた。そして、この日のラストナンバーを飾ったのは、コンサート前半でも大きな盛り上がりを見せた「We Made It」で、会場のマイガールは、最後の最後まで、ステージ上で元気よくジャンプしながらタオルを振り回すメンバーと息ぴったりの掛け合いを見せ、記念すべき2度目となる全国ツアーのファイナル公演を盛り上げた。