最初のMCに続いてスタートしたのは、ニューシングル「SOLO DAY-Japanese ver.-」に収録されている「OH MY GOD-Japanese.ver-」。雪が降りしきる映像をバックに、黒いハットを用いたセクシーなダンスに会場には悲鳴にも似た声の波が押し寄せる。韓国語のオリジナルver.とはまた違って、ストレートに言葉が刺さる日本語ver.は、よりその世界観が届き、セクシーさが増すようだ。続くバラードナンバー「君のせいで」と、ジニョンの自作曲である「Beautiful lie」でも、抜群の歌唱力とダンスパフォーマンスで会場を魅了した。
サンドゥルの「東京は夜景がとってもきれいに見える場所がありますよね?僕たちが住んでいるソウルもとっても夜景がきれいなんです。」、ジニョン「…一緒に見ませんか?」というリーダー・ジニョンの囁きを受けて、ステージのスクリーンには、ソウルの美しい夜景が映し出され、「SEOUL」がスタート。R&Bテイストの同ナンバーにぴったりのマイクスタンドを使ったパフォーマンスと、続く「歩いてみる」「THIS TIME IS OVER」で披露された、日本デビュー3年目の彼らの成長が伝わる、圧巻のボーカル力に5,000人が酔いしれた。
「にゃにゃにゃにゃにゃ~~~~!!! 」とじゃれあうメンバー達を制し、「少し大人になった僕たちの声、ちゃんと届いてますか?」とリーダー・ジニョンがクールに決めて次の曲へ。「B1A4」らしい感性がたっぷりと盛り込まれた「LONELY」と、バロのハスキーな力強いラップとメンバーの美しいハイトーンによるハーモニーが印象的な日本オリジナル曲「TELL ME WHY」の2曲で、会場からは「かっこいい~!!! 」という大きな歓声が送られた。
テンションMAXなバロの「Okay,les’go!」という掛け声でスタートしたのは、「おやすみgood nightーJapanese.verー」と「YOU ARE MY GIRL」の2曲。元気と笑顔がいっぱいのエンディングステージからは、“ファンとの幸せなひと時を笑顔で締めくくりたい”というメンバーの想いが感じられるようだった。
スピーカーから「東京BANAの皆さん~!叫ぼう~!もっと僕たちと一緒にいたい人!Say yeah!声が小さいね!帰っちゃうもんね!もう帰っちゃうもんね~!!! うそうそ~!(笑)BANAの皆さん、今からいくぞ~!」というメンバーのユーモアたっぷりなコメントに続いて、アップテンポなナンバー「IN THE AIR」のイントロが流れ出すと、黒のツアーTシャツに黄色いツアータオルを首にかけた5人がステージ上に姿を現し、躍動感あふれるパフォーマンスで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。