「BIGFLO」左からロン、ジウク、ハイトップ、ユソン、ジョンギュン
「BIGFLO」左からロン、ジウク、ハイトップ、ユソン、ジョンギュン
ことし6月に韓国でデビューした5人組ヒップポップグループ「BIGFLO」。11月9日(土)、東京・新大久保「K-STAGE O!」で、日本での初コンサート<FIRST FLOW>を終えたばかりのメンバーを、会場で直撃インタビュー!

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 パワー溢れるステージのあとでも疲れを見せず、礼儀正しく、明るくインタビューに答えてくれた。グループ結成までに、モデルやB-BOY、中国で芸能活動など、個々がユニークな経歴を持つ5人の、意外な(!? )素顔に迫った。


<B>-日本で初めてとなる単独コンサートを終えた感想を教えてください。</b>
ジョンギュン:「BIGFLO」が日本に来たのは初めてなので、どのくらいのファンがいらっしゃってくれるのか心配していました。でも本当にありがたいことに、4回のコンサートに多くの人が来てくれ、おかげで僕達もパワーが出ました。

<B>-コンサートの最後に、ロンさんが涙を流していたのが印象的でした。</b>
ロン:ステージを去りたくなかったんです。ファンの方に対する感謝の気持ちがこみ上げてきて、涙が出たのだと思います。普段は、泣いたりするほうではないんですよ。
ジョンギュン:ロンの涙は、初めて見ました。

<B>-ことし6月に韓国でデビューしましたが、結成の経緯について教えてください。</b>
ジョンギュン:僕が前にいたグループ「N-Train」が解散となったあとに、今の所属事務所の社長に出会いました。そして、もう一度挑戦する機会を与えてくれたんです。社長と一緒にオーディションを見て、他のメンバーのキャスティングをしました。

<B>-メンバーを選んだ基準とは?</b>
ジョンギュン:一つの分野に秀でた人を選びました。ライブのパフォーマンスやダンスなど、いろいろな才能を持っていたので、絶対このメンバーとやりたいと思ったんです。基本的に音楽をきちんとやりたいと思いました。本当に、心から幸せだと思っています。

<B>-ジョンギュンさんは、作詞作曲もしますが、どのように学んだのですか?</b>
ジョンギュン:独学です。歌手活動を長くやっていて、今回が3つめのグループです。その間にいろいろな音楽を聴き、自分で学びました。

<B>-日本語もお上手ですよね。</b>
ジョンギュン:僕は、大学で日本語を専攻したんです。日本語能力試験の一級にも合格しています。日本のファンと意思疎通をするためには、言葉ができることが必須ですよね。だから、他のメンバーも一生懸命勉強しています。

<B>-ジウクさんは、振付を担当していますね。</b>
ジウク:僕は、ダンスが好きで、もともとヒップポップをやっていたのですが、B-BOYグループのメンバーとして公演をしたりもしました。「BIGBANG」のSOLさんに憧れています。韓国と欧米のダンスをいろいろ見て、インスピレーションを受けています。

<B>-ロンさんはモデルとして活動していたそうですが、モデルの経験は歌手の活動にどのように役立っていますか?</b>
ロン:インタビューで写真を撮影したり、アルバムのジャケット写真を撮ったりするときに、すごく役立っています。

<B>-メンバーにポーズの決め方を教えたりもしますか?</b>
ロン:いいえ、みんなすごく上手なので。教える必要はないんです(笑)

<B>-ハイトップさんは、アンダーグラウンドでラッパーとして活動していたそうですね。</b>
ハイトップ:芸術高校で演技を専攻していました。ブラックミュージックにインスパイアされ、ラップをやろうと思い、弘大(ホンデ)で音楽活動を始めました。

<B>-お母さんが日本語の先生だというのは、本当ですか? </b>
ハイトップ:はい。でも、僕は話せません。母親に教えてもらうのは、ちょっと…(笑)それに、今は合宿生活で、母とは離れて暮らしているので、教えてもらえないんです。

<B>-ユソンさんは、中国で芸能活動をしていたと聞いています。</b>
ユソン:10年前のことですが、ソロで活動していました。当時やっていたことが、自分でも気づかないうちに、今の活動に役立っているような気がします。中国と、日本での活動はとても違いますね。日本での活動は初めてですが、すごく新鮮で、いろいろなものに好奇心が沸いてきます。日本のファンの方たちにお会いして、心を通わせることは、僕にとって、とても貴重な経験です。

<B>-デビュー曲の「ディライラ」は、ジョンギュンさんが作曲し、ハイトップさんが作詞を務めました。この曲に込めた思いを教えてください。</b>
ジョンギュン:歌詞の中には、僕たち5人それぞれの思いやストーリーが込められています。「過去には大変なことがあったけど、それを乗り越えて、ここにいる」と。ハイトップはラップで、彼自身の希望について歌っています。5人の気持ちをくみ取って、ハイトップがそれを歌詞で表現したんです。それぞれが歌うパートが、それぞれの気持ちを表しています。

<B>-多くのボーイズグループが存在する中で、「BIGFLO」の強みは何だと思いますか? </b>
ジョンギュン:僕たちは、自己プロデュースをするグループです。作詞、作曲をし、自分たちの音楽を作る。すぐに大スターになるのは難しいかもしれないけど、自己プロデュースができるグループは、長く生き残る生命力があると信じています。

<B>-今後の目標を教えてください。</b>
ユソン:短期的な目標は、音楽番組で1位になること。長期的な目標は、息の長いグループになることです!


 「BIGFLO」の魅力はメンバー5人それぞれの個性があるけれど、曲が始まればバランスよくまとまって一つになるところが彼らの良さだと語るファンたち。ライブ中も流暢な日本語で話すジョンギュンがリードしながらも他のメンバーも、日本語、韓国語をうまく取り入れて、笑いも取って盛り上げ、多様な楽曲で、飽きさせることないライブ。

 今後も未知の魅力を予感させる「BIGFLO」に大いに期待が高まる!



BIGFLOビッグフロー)からメッセージが到着!
BIGFLOビッグフロー)からメッセージが到着!




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