グループ「Block B」
グループ「Block B」
韓国の男性7人組WARUGAKIアーティスト「Block B(ブロックビー)」が、日本デビューを数日後に控えた1月16、17日の両日、Zepp DiverCity Tokyoにて「Block B 2015 HAPPY NEW YEAR LIVE SHOW」を開催し、大盛況で飾った。

Block B の最新ニュースまとめ

 16日(金)、平日でありながら、二階席の後ろまで、ファンがあふれ、会場は早くも、熱気に包まれていた。

 映画のオープニングロゴのパロディから始まった映像に引き続き、ファンの心を盗む7人の罪人というコンセプトの映像が流れ、一人ひとりの罪状と写真が載った指名手配風のポスターが映し出されると、会場には、LIVEへの期待感とメンバーへの愛を表現した黄色い声が響き渡った。

 囚人服をコンセプトとした7人7様の衣装に身を包んだ「Block B」が登場し、「NolinA(Japanese ver.)」がスタート!続く「Very Good(Japanese ver.)」では、曲の間奏でジコが、「ジャパン、叫べ!」と呼びかけると会場には、黄色い声援が響き渡った。日本でも何度となくLIVEを行っている「Block B」だからこそ、オープニングからファンとの息はピッタリ。歌詞に合わせた応援コールも随所で決まり、メンバーたちの満足げな様子も伺える。

 緑のレーザー光線の中、映画「スター・ウォーズ」の一場面を思わせる、ホワイト、ブルー、ピンクの光る剣を使ったダンスが繰り広げられると、ピオの低音が心地よい「HALO」が始まる。間髪いれず1st Albumのタイトル曲であった「NILLILI MAMBO」の前奏が流れると、客席のあちこちから再びファンの声があがっていた。曲中、幼馴染であるジコとパクキョンが、殴り合う真似をして笑いを誘うなど、悪ガキぶりも、随所に披露し、カッコいいダンスパフォーマンスと共に、笑いのこぼれるステージを展開するメンバーたち。

 曲が終わり、スクリーンには「スター・ウォーズ」を彷彿させるスターシップの映像が。
英雄と悪党の特徴が交互にスクリーンに流れた後はローマの宮殿を思わせる映像へ雰囲気を変え、二階部分のスクリーンがゆっくりと上昇。

 先ほどとはうって変わり、ジャケットに身を包み、「Romantically」を椅子に座って歌う6人の姿が現れた。曲の中盤6人がトップステージから、降りてくると、一階部分のスクリーンが左右に開き、赤ワインを思わせるビンを片手にジコが登場!ラップと共に、メンバーにワインをふるまい、大人の悪ガキを演出する彼らに会場のファンは大興奮。曲の最後に「Thank you Thank you 『BBC(=「Block B」のファン)』 Japan」とジコがファンに感謝すると、会場はうっとりと酔いしれた。

 次の「11:30」では、腰を揺らしセクシーなダンスを披露し、会場を沸かした。

 序盤6曲が終わったところで、ジコの「みんな叫べー!」からトークコーナが始まった。
「Do you wanna B?」と恒例のあいさつに、メンバーと共にファンも「Block B!! 」と熱く応える。「Block B 2015 HAPPY NEW YEAR LIVE SHOW 悪ガキへ、ようこそ!」とジコの言葉に会場からは、大歓声と大拍手が沸き起こった。高校生の時に日本に留学していたというジコが「まず俺から!」と流暢な日本語で言うとその男らしい言い方に、またしても、歓声があがる。「『Block B』のカリスマリーダー・ ジコです」、「みなさん、お元気でしたか~?みなさんのパクキョンです」、「こんにちは~。Block Bのエンジェルスマイル、ユグォンです~!」、「『Block B』のナンバーワンイケメン、ジェヒョです」、「魅力的な歌手ビボムです~!」、「『Block B』のヴォイス、テイルです~!」、「末っ子のピオです~!」とメンバーの自己紹介が終わると、「ぼくたち『Block B』が1月21日の日本デビューの前にNEW YEAR LIVE SHOWを準備しました。準備はいいか~?ほんとにいいか~?」とジコがファンを煽ると「イェ~イ!」とうれしそうに答えるファンたち。「会場が揺れるくらい盛り上がる日本の『BBC』のみなさんは、最高のファンです!」とパクキョンのほめ言葉でさらにメロメロのファンたち。

 ユグォンが「去年の11月の韓国ライブ『BLOCKBUSTER LIVE』と今回のライブは、繋がっています。それで、今回のタイトルが『悪ガキ』なんです。今日は、ぼくたち7人の悪ガキが、思いっきり暴走したいと思います。これからのステージを期待してください!」と呼びかけると再び「イェ~イ!」とファンの大合唱が。メンバーの日本語の語尾が延びるキュートな話し方に会場からは「かわいい~!」との声が何度もあがっていた。

 ジコの「テイル行こうか~?」で再び悪ガキライブへ突入。「Unordinary Girl」では、花を客席に投げる7人に、必死に手を伸ばすファンたち。韓国での最新曲「HER」では、応援コールをするファンも興奮した面持ちで、銀テープが飛び出すと、より大きな歓声が沸き上がった。「Block B」がアナウンサーに扮した映像がスクリーンに流れると、ラップと歌いあげるフレーズが心地よくからみあう「Did you Did not」へ。

 「次の曲はあま~い曲です。みなさんとぼくたちが、どれだけシンクロしているかチェックしたいと思います(笑)」とテイルの言葉と共にアコースティックギターの音がステージに響き、「Sync 100%」に続いた。
歌っているユグォンの汗を、優しく拭くピオの姿に、会場からは歓声が上がり、曲の最後にはジェヒョが、親指と人差し指をクロスして作るハートのポーズで、甘く締めくくった。

 スクリーンには教会で懺悔する7人の映像が映し出された。ピオの恥じらいながらの懺悔に「かわいい~!」との声が飛び出し、テイルの赤ちゃん言葉の懺悔に「きゃ~!」との声と、彼らの魅力満載の映像に大興奮のファン。大興奮の余韻が残る中、赤を基調にしたラフな衣装で再登場した7人が「Jack Pot」を熱唱。ステージで繰り広げられる激しいダンスに、息があがったメンバーはここで水分補給。

 「みなさん!盛り上がってますね。徹夜しましょうか?」とピオが言えば「一階のみんな叫べ!二階のみんな叫べ!三階みんな叫べ!四階みんな叫べ!五階叫べ!」とさらに盛り上げるメンバーたちの声掛けにユーモアたっぷりに応えるファンたちとの息はピッタリ。
愉快なメロディが流れ「Action」そして、「U Must Up」。

 メンバーの「そろそろお別れの時間だよ」の言葉に、落胆の色を隠せないファンたち。メンバーからファンへの感謝の言葉に続き、「時間が経つのも忘れるくらい楽しんじゃいました。日本の『BBC』最高!」とビボムの言葉に場内からはうれしい悲鳴が続出。「ぼくたちのファンになったことを後悔させない!」「日本のデビューが決まった時はいろいろ心配でしたけど、今日のライブで心配はなくなりました」などファンにとってうれしい言葉がたくさん続き、ライブもラストへ向け、加速していく。

 「Mental Breaker」は、テイルの高音と共に、緑のレーザー光線が場内を駆け巡り、次はオールドスタイルのヒップホップトラックの「NICE DAY」。
聞きなれた韓国語歌詞の「Very Good Rough(Korea ver.)」にファン、メンバーはもちろん会場中のすべてが一体となり、この日一番、会場は揺れていた。

 アンコールの声が鳴りやまない中、ライブ映像撮影中の楽屋と思われるオフショット映像が流れると、お目当てのメンバーを見逃さないように、集中するファン。ファンを思って書いたという「Be The Light」は、心地よいライブの疲労感に、彼らの歌声が染み込んでくる。

 「Movie’s Over」では、ライブが終わっていく寂しさを曲と共に感じる7人とファン。紙吹雪舞う中「It’s over」の文字がスクリーンに映し出され、ライブは終演を迎えた。

 自称「悪ガキ」である彼らのステージは、ファンを楽しませ、盛り上げるためのコンセプトであり、そのためにはどんな努力を惜しまない「Block B」。自由に動いているように見えるダンスも、緻密な計算がしつくされていると感じることができた圧巻のパフォーマンス。今回のライブは彼らの日本デビューを華々しく飾るに相応しいものとなった。「Block B」のさらなる活躍に期待が高まる!





Block B-「Very Good」(Japanese Ver.) MV(字幕付き)
Block B-「Very Good」(Japanese Ver.) MV(字幕付き)




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