「NU’EST」は、リーダー・JR(ジェイアール)とアロン、レン、ミンヒョン、ベクホの5人から構成されており、2012年3月に韓国デビューを果たして以来、アジア諸国のみならず、欧米や中米、南米などで高い人気を誇り、ワールドワイドな活動を続けている。昨年秋には、メキシコ、チリ、ペルー、ブラジルを回る南米単独ツアー、冬にはフランス、フィンランド、ポーランド、ルーマニア、イタリアを回るヨーロッパ単独ツアーを行っている。
NU’EST の最新ニュースまとめ
また、昨年7月には、ベストアルバム「NU’EST BEST IN KOREA」で満を持して日本デビューを飾ると、タワーレコード全店総合アルバムチャートにて堂々の1位を獲得!10月には、日本デビューシングル発売前では初の大抜擢で日本最大級のファッション&音楽イベント「Girls Award」への出演を果たすと、翌11月にリリースされた日本オリジナルデビューシングル「Shalala Ring」もタワーレコード全店K-POPシングル週間チャートで見事1位を獲得するなど、彼らの勢いはとどまるところを知らない。来る5月20日には、待望の日本セカンドシングル「NA.NA.NA.涙」をリリースする。
この日のライブは、天候こそあいにくの雨となったが、会場には多くのファンが集結した。会場の照明が暗転し、スクリーンに躍動感あふれるオープニング映像が映し出されると、客席のファンは一斉にペンライトを灯しながら、大きな歓声を挙げてメンバーの登場を待ちわびた。メンバーの名前を呼ぶ声が鳴り止まない中、白と黒を基調とするシックな衣装に身を包んだメンバーがステージに登場し、抜群の歌唱力とダンスと息の合ったパフォーマンスでオープニングナンバーの「ヨボセヨ」「Darkness」を披露すると、一気に観客を惹き付けた。
この日最初のMCでは、JR、レン、ミンヒョン、アロンの4人が「皆さん、こんにちは、『NU’EST JAPAN TOUR 2015―SHOWTIME3―』へようこそ!」と声を揃えてあいさつし、順に自己紹介を行った。そして、ベクホの番になると、ミンヒョンが「ついに、あの方が戻ってきました!もちろん、皆さんは誰だか分かりますよね?」というと、客席からは「ベクホ」と大きな歓声が上がった。ファンの手拍子に迎えられながら、ステージ袖から登場したベクホは「皆さん、本当に会いたかったです。ベクホです!こうして、また5人でステージに立つことができて本当に幸せです。僕は今まで喉が痛くてつらかったけど、皆さんからの手紙とか折り鶴をいただいて勇気づけられました。皆さんありがとうございました」と感慨深げに感謝の言葉を述べた。5人揃ってのあいさつが終わったところで、今回の全国ツアーの話題へ。途中、メンバー同士でじゃれあったり、ステージ上を思いのままに飛び跳ねたりと、フレッシュな「NU’EST」らしい魅力がはじけたMCタイムとなった。
JR:僕たちは、名古屋、大阪、福岡から東京にやってまいりました!皆さんなにかおもしろい思い出はありましたか?
レン:僕はありますが、全然おもしろくないです…(笑)
JR:皆さん、聞きたいですよね?! おもしろくなくて大丈夫ですので、話してください(笑)
レン:僕たちは大阪でUSJに行きましたが、ハリーポッターが本当にめちゃめちゃおもしろかったです!
JR:レンくん、終わりですか…?(笑)
レン:さっきも言いましたが、本当に面白くないです(笑)
ベクホ:僕は福岡で食べたラーメン、広島で食べた広島焼、あと昨日食べた焼肉が本当に、本当においしかった!あと!名古屋で矢場とん(みそかつ店)に行けなかったのが本当に残念でした…。
ミンヒョン:ベクホは食べ物ばかりですね(笑)
アロン:福岡でのライブは初めてでしたが、ファンの盛り上がりが最高でした!
ミンヒョン:僕もあります。僕はこの前、東方神起の先輩のライブを見に東京ドームに行きました!本当に、本当に感動しました。僕は小さいときに東方神起の先輩を見て歌手になりたいと思っていたので、そのライブを見ることができて、本当に幸せでした。僕たちの日本での活動にも勉強になって良かったです。ライブが終わったあとは、すぐメンバーたちとカラオケに行って1日練習をしました!
メンバー:あっ、2時間くらいね!(笑)
JR:僕も東方神起先輩のコンサートの中で、ユンホ先輩と目が合った瞬間、胸がどきどきしました!それで僕もユンホ先輩のファンになりました。
メンバーが思い思いに全国ツアーの思い出を茶目っ気たっぷりに話し、客席のファンに笑顔を届けたところで、「今回は、これまでの『NU’EST』から一皮むけた新しい『NU’EST』をお見せするために、ソロステージはもちろんのこと、新しい曲などさまざまなステージを用意しました!それでは、アロンさんお願いします。」というミンヒョンに続いて、アロンが力強く「それでは、皆さん!盛り上げて行きましょうか」と合図すると、レンの「君のお姉さん、彼氏いる?」という可愛らしいセリフが印象的な「君のお姉さんを紹介して」からセカンドステージがスタート!「NU’EST」が持つ大人のセクシーな魅力があふれる「Good Bye Bye」では、ファンがありったけの愛を込めた掛け声でメンバーのパフォーマンスと息を合わせると、会場は温かな一体感に包まれた。
メンバーの写真とともに、ファンへの感謝のメッセージが添えられたブリッジ映像が終了すると、ブラックの衣装を身にまとい、傘を手にした5人が再び登場し、来月20日にリリース予定のセカンドシングル「NA.NA.NA.涙」を披露!芯のある力強い歌声はもちろんのこと、傘を用いた独特のダンスパフォーマンスで、彼らの確かな進化を感じさせた。「皆さん、楽しんでますか?最後まで盛り上がって行きましょう」というミンヒョンの掛け声からスタートした「Not Over You」では、メンバーたちがステージの前方に出て、ファン1人1人の顔を見渡しながらアイコンタクトを取ったり、笑顔で手を振ったりと、メンバーとファンとの絆をさらに深めるナンバーとなった。
セカンドステージを終え、水分補給をしながら、息を整えるメンバーたち。療養を終えたばかりのベクホに他のメンバーが「ベクホ、大丈夫?」と気遣う一幕もあり、メンバー同士の絆を感じさせた。続くMCタイムでは、先ほど披露したセカンドシングルの話題で持ち切り。
JR:「NA.NA.NA.涙」はどうでしたか?
(客席のファンから大きな歓声が上がる。)
ベクホ:僕たちの日本セカンドシングルです。皆さん、応援よろしくお願いします!
レン:この曲のコンセプトは本当にかっこいい!皆さん、傘を使ったパフォーマンスはどうでしたか?
(ファンが声を揃えて「かっこいい!」と叫ぶと)
レン:知ってるよ(笑)
JR:この曲は、僕のパフォーマンスがかっこいいから好きです(笑)…皆さん、冗談です!笑ってくださいよ(笑)この「NA.NA.NA.涙」は、5月20日に発売されます。そして、次のお届けする曲は、これのカップリング曲です。
ミンヒョン:ちょっと待ってください!この曲を知らない人もいると思うので、ちょっと説明したいと思います。この曲は、涙と雨をテーマにしたとても悲しい曲なんですが、この曲のMVを撮影するときに、雨がいっぱい降りました。僕たちは本当に雨男みたいですね。僕たちが雨に濡れるシーンもたくさんあるので、楽しみにしていてくださいね。
JRのコメント通り、この日のライブでは「NA.NA.NA.涙」のカップリング曲である「Hey,Love」の日本語バージョンも披露された。JRが「次にお届けする曲は「Hey,Love」の日本語バージョンです」と言うと、ミンヒョンが「この曲は、皆さんに対する感謝の気持ちを込めて作った曲で、日本の皆さんに僕たちのラブを込めて日本語の歌詞を作りました。ダンスも簡単なので、いっしょに踊ってください!」とリクエストし、メンバーによるダンスの振付レッスンも行われた。
「僕にも好きな人ができて、一緒の時間を過ごすことができたら、好きな人のことを考えながら、この曲を聴きたいです。それでは、皆さん聴いてください」というJRの胸キュンなMCに続いてスタートしたのは「僕と同じお茶を飲んで」。ステージ上に用意されたセットで、実際にメンバーたちがお茶を飲む素振りを見せたりするなど、まるでミュージカルを見ているかのよう。曲の途中では、メンバーたちがステージから舞い降りて、客席の合間を縫って客席のファンに一輪の赤い花をプレゼントするなど、工夫を凝らしたステージでファンを楽しませた。
また、JRとアロン、ベクホがラップパフォーマンスを中心に「Lend Me Your Shoulders」でエネルギッシュなステージを届けると、赤いチェックのロングシャツを羽織ったミンヒョンが登場。ゆっくりと客席中央に設置された特設ステージへ歩いていくと、会場をゆっくりと見渡しながら「今日は僕たちに会いに来てくれてありがとうございます。遠くから応援してくれている皆さんもありがとうございます。今から歌う曲は、この曲の中で僕は大好きなところがあります。『君のためにできることがあるかな』というパートがあります。この曲を初めて聴いた時、僕たちは思いました。僕たちは皆さんにたくさん愛してもらっていますが、僕たちが皆さんのためにできることがあるかなと考えましたが、僕は皆さんのために歌うしかないと思います。これからも皆さんのそばでいつまでも歌いたいです。皆さん、聴いてください」と言うと、その透明感あふれる美しい歌声で「ひまわりの約束」を優しく歌い上げた。歌い終えたあとには、伴奏を務めたピアニストに深々とお辞儀をしたミンヒョン。いつの時も自分たちを支えてくれる周囲の人々への感謝を忘れないという「NU’EST」の姿勢もまた、彼らがこれほどにも多くの人々から愛されている理由の一つなのかもしれない。
続くブリッジ映像では、昨年末に行われたヨーロッパ単独ツアーに向かうメンバーの様子が映し出された。そして、ブラックの衣装にゴールドのスパンコールをあしらった衣装にチェンジしたメンバーが再び登場すると、「FACE」、「Action」をはじめとする激しいダンスナンバーで、南米ツアー・ヨーロッパツアーという大舞台を経た彼らの成長を実感させるかのような圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を興奮の渦に巻き込んだ。
圧巻のダンスパフォーマンスを終えて、息切れ切れになりながらも、達成感あふれる表情を見せたメンバーたち。レンが「この激しいダンス曲4連チャンはちょっと大変ですね…(笑)」と言うと、ベクホも「皆さんが楽しんでくれて良かったです!でも僕たちは死にそうです(笑)」とユーモアたっぷりにコメント。そして「皆さん、皆さん。ミンヒョンさんのソロステージはかっこいいな」と言うJRに続いて、ミンヒョンが客席に向かって「泣いちゃった人?」と問いかけると、客席のファンからは一斉に手が挙がり、「ありがとうございます」と、うれしそうな笑顔を見せたミンヒョン。話題がJR、アロン、ベクホのステージに移るやいなや、アロンが「アロンがかっこいいですよね?」と呼びかけると、ベクホもすかさず「ベクホが一番ですよね?」とファンに問いかけ、会場の笑いを誘った。ここでJRがリーダーらしく「すいません。マネージャーさん、誰が一番かっこよかったですか?(笑)」と言うも、ミンヒョンから「もうやめましょう。次の曲にいきましょう!」という冷静なストップが入るなど、テンポ良いトークでファンを楽しませた。
JRの「皆さん、行きましょうか」という元気いっぱいな合図に続いて、「NU’EST」の日本デビューシングル「Shalala Ring」と、そのカップリングナンバー「Flying Angel」、さらには「Fine Girl」を立て続けに披露すると、会場のボルテージは最高潮に達した。
ミンヒョン:皆さん、楽しんでますか?
(客席のファンから大きな歓声が上がる。)
レン:やっぱり東京はパワーがあってすごいですね
JR:ちょっと待って、レンさん!大阪は?名古屋は?福岡は?仙台は?
レン:仙台は…まだですよね?(笑)
JR:はい、冗談です(笑)。それでは、次の曲は最後の曲です。
ミンヒョン:残すところ1曲になってしまいました。皆さんも知っていると思いますが、僕たちはずっとずっと皆さんと一緒にいたいです!でも夜公演もあるからね。皆さん、来てくれますよね?それでは、最後に1人ずつ感想を言ってもらいましょうか。
ベクホ:今日は来てくれて本当にありがとうございます!日本のライブはいつも楽しいです。僕たちのライブはいつも楽しいですよね?はい、知ってるよ(笑)。これからも皆さんのために歌い続けたいと思います。だから夜公演でも会いましょう!ありがとう。
アロン:皆さん今日は本当にありがとうございました。次回は僕がMCをできるように日本語を頑張ります!これからも応援よろしくお願いします!
レン:今日はいっぱい来てくれて、本当にありがとうございます。僕たちがファンの皆さんに幸せを与えたいです。これからもよろしくお願いします。
ミンヒョン:皆さん、今日は本当にありがとうございました。僕たちが日本デビューして2年目になります。日本のセカンドシングルもリリースすることになりました。これも本当に皆さんのおかげです。ここにいる皆さんといつか大きな会場で楽しめることを夢見ています。皆さんとぜひ一緒に大きな会場で泣きたいです。これからもよろしくお願いします!
JR:まずは、本当にありがとうございました!皆さんが僕たちのそばにいるから僕たちがこのステージに立つことができました。そして、僕たちはまだまだ足りないですが、皆さんの応援があれば、僕たちはいつか東京ドームで皆さんと一緒にコンサートがしたいです。そして、僕たちをいつも支えてくださっているスタッフの皆さん、今日も朝早くから準備してくださってありがとうございます。夜公演は東京公演のラストですが、僕たちのツアーはまだまだ続くので、これからも応援してください!ありがとうございました!
メンバーの心こもったメッセージとともに、今月29日に新潟で開催予定のイベント「光の響演」への出演が決定したといううれしい知らせに加え、「NU’EST」の邦画初出演が決定したというサプライズニュースも届けられたところで、大盛り上がりのライブもいよいよクライマックスへ。昼公演のエンディングナンバーを飾ったのは、ファンおなじみの「Sandy」(日本語バージョン)で、メンバーはステージの上手から下手、そして中央へと移動し、そのフレッシュな笑顔とピュアな歌声とともに、胸いっぱいにあふれる愛を会場のファンに届けた。また、アンコールステージでは、ホワイトとブラックのボーダーTシャツに着替えたメンバーたちが勢いよく舞台袖から飛び出すと、元気いっぱいに「Sleep talking」「Beautiful solo」を歌い上げた。パフォーマンスの途中では、ベクホやアロンがシャツを少しだけまくり上げて、しっかりと鍛えられた腹筋を見せたりするなど、最後までファンサービスがたっぷりと詰まったライブステージは、大盛況のうちに幕を下ろした。
セクシーで洗練された迫力あふれるパフォーマンスと、少年のようなあどけなさの残る無邪気なトークで、ファンの心を惹き付けた「NU’EST。そんな彼らにとっての夢の舞台である「東京ドーム」にまた一歩、大きく近づくことができたのではないだろうか。
<セットリスト>
M.01 ヨボセヨ
M.02 Darkness
MC
M.03 君のお姉さんを紹介して
M.04 Good Bye Bye
M.05 Don’t wear revealing clothes
M.06 I’m bad (JR & ARON & REN & MINHYUN)
M.07 NA.NA.NA.涙 (※5月20日発売 Japan 2nd Single)
M.08 CLIMAX
M.09 Not Over You
MC
M.10 Hey,Love Japanese ver. (※5月20日発売 Japan 2nd Single カップリング曲)
MC
M.11 僕と同じお茶を飲んで
M.12 Lend Me Your Shoulders (JR & ARON & BAEKHO)
M.13 366日 (MINHYUN)
M.14 NU, Establish, Style, Tempo
M.15 FACE
M.16 Beautiful Ghost
M.17 Big deal
MC
M.18 Shalala Ring (※Japan Debut Single)
M.19 Flying Angel (※Japan Debut Single c/w)
M.20 Fine Girl
MC
M.21 Sandy Japanese ver.
-Encore-
M.22 Sleep Talking
M.23 Beautiful solo
NU'EST 5/20(水)発売 2ndシングル「NA.NA.NA.涙」Teaser第4弾
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