今ツアーは、「NU’EST」の日本ファーストアルバム「Bridge the World」のリリースに先駆けて開催。日本オリジナル新曲5曲を初披露、アルバム収録曲全曲に加え韓国での代表曲合計20曲約2時間のパフォーマンスを行った。
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オープニングは「Access to You」のイントロとともに、ステージ後方の薄いカーテン越しに「NU’EST」が登場。メンバーごとにスポットライトが当たると、ファンからは大きな歓声があがった。曲中、アロンは「Make some noise!」と、何度もファンを煽った。続いて、「Beautiful Ghost」や「ヨボセヨ」、「Action」など人気ナンバーを次々と披露した。ステージ全体を使った迫力あるパフォーマンスに、会場はオープニングから大興奮。
「FACE」ではネオンに光る椅子を使ったパフォーマンスを披露し、力強いスピード感あるステージとなった。日本2ndシングル「NA.NA.NA.涙」では傘を巧みに使い、繊細な動きが印象的だった。「雨のち永遠」では、女性ダンサーも登場し、まるで舞台を見ているかのような臨場感あるパフォーマンスに、ファンもステージに釘付けとなった。
MCでは、初日の大阪公演を振り返ったトークが繰り広げられた。「すごい楽しかった!」「Very very 暑かったね!」と、笑顔で答えるベクホとアロン。対照的にミンヒョンは「大阪が初日だったんですけど、すごい緊張しました。1曲目の『Access to You』は緊張しすぎて、ファンの顔も見れなかったです!」と、とても緊張した思い出を語る。
さらにミンヒョンはこんな裏話も明かした。「公演の途中、汗でマイクが壊れちゃったんですよ。あたふたしていたらリーダーのJRが僕にマイクを差し出してくれたんです!すごい感動して鳥肌が立ちましたよ(笑)」と、JRとのエピソードを語った。するとJRは「それは誤解ですよ(笑)あのときは僕がダンスする番だったからマイクが重かったんです。だから(マイクを)渡したんです(笑)」と、照れ隠しのようなコメントに会場も大爆笑。
ライブ中盤には、11月18日に発売される日本1stアルバム「Bridge the World」期間限定B盤のボーナストラックとして収録されているミンヒョンのソロ曲「恋する日」が初披露された。「恋する日」は、「東方神起」の「サクラミチ」など数々の楽曲を手掛ける山本加津彦による書き下ろし曲。今回の公演では、山本加津彦によるピアノの生演奏とともにスペシャルステージが用意された。ミンヒョンの優しくあたたかい歌声に会場のファンは酔いしれた。ミンヒョンは「この曲の中に『世界はあなたがいるだけでキレイな色でした』という歌詞があります。歌詞の通り、僕が歌手になって皆さんに会えたことで、僕が見ている景色は美しくなりました」と、夢でもあったソロ曲を出せる喜びを語った。
ミンヒョンがステージ裏にはけると、「NU’EST」と「NU’DANCERs」とのゲーム対決映像が流れた。1回戦はJRが指相撲、2回戦はアロンがポカポンゲーム、3回戦はレンが風船割り対決、4回戦はベクホがあっちむいてホイ、最後はミンヒョンが黒ひげ危機一髪で勝負。結果はミンヒョン以外のメンバーが見事勝って「NU’EST」チームの勝利。ご褒美のシュークリームをメンバーが食べる微笑ましい映像にファンも大喜び。
黒いスーツに着替えて再び登場した「NU’EST」。「恋するWonderland」では、客席通路をメンバーが駆け回り、JRはマイクをファンに向け一緒に歌ったり、レンは投げKISSをしたりと至近距離でのパフォーマンスにファンも大盛り上がり!最後に披露した「Bridge the World」では、「LOVE!」という掛け声でファンと一緒に会場を盛り上げた。曲の終わりにメンバー全員が上着を脱ぎ、Tシャツから見えるたくましい腕を見せてファンを魅了した。
今日のステージの感想をメンバーはこう語る。
ベクホは「今日まで頑張って準備してきました。毎日練習室に11時間ぐらいいて、練習室に住んでいました(笑)本当に忙しかったです。でも、だから今日は僕たちにとっても忘れられない1日になったと思います。」と、準備期間の苦労を思い出しながら、今日のステージに対する熱い思いを語った。
アロンは「みなさん、楽しかったですか?僕は楽しかったです!今日は来てくれてありがとうございます!本当にVery very Thank you!愛してます!」と、溢れ出る喜びを英語交じりに伝えた。
リーダーのJRは「今日のステージは今までと違いましたよね?僕たちの考えだけでは、この素晴らしいステージは出来ませんでした。僕たちを支えてくれたスタッフのみなさん、ダンサーのみなさん、一緒にステージに立ってくれたメンバー、そして今日集まってくれたファンのみなさんがいたおかげです。ありがとうございます。」と、リーダーらしくツアー開催に携わった全ての人にお礼を伝えた。
レンは「今日はありがとうございました。僕たちとみなさんが一つになれた気分です。みなさんは僕たちの全てです。みんながいるから僕たちはここにいます」と、つたない日本語ではあったが心を込めてファンに感謝の想いを伝えた。
ミンヒョンは「舞浜アンフィシアターで公演するのは1年ぶりですね。久しぶりに日本のファンのみなさんに会えて幸せな時間でした。今回は歌手として初めてソロ曲を披露しました。最初は1人でみなさんに感動を与えられるか不安でした。でも、スタッフの方たちやメンバー、ファンのみなさんが支えてくれたので上手く出来たと思います。ありがとうございます。これからも『NU’EST』は感謝の気持ちを忘れないグループで頑張ります!」と、丁寧に今日の感想を伝えた。
最後、ステージの端から端まで大きく手を振って、メンバーはステージを後にした。11月18日に日本オリジナル1stアルバム「Bridge the World」発売。12月23日、24日は大阪と東京でクリスマスイベントを開催。そして、メンバーのレン、ミンヒョン、JRが出演する映画「知らない、ふたり」が来年1月9日(土)から全国順次公開される。目白押しのイベントが音楽だけでなく演技にも挑戦し始めた「NU’EST」のメンバー。これからさらに成長し続ける彼らに、世界中から大きな期待が寄せられている。
「NU'EST Japan Tour 2015~Bridge the World~」告知映像
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