左からチャンミン(東方神起)、イ・ユビ、イ・スヒョク
左からチャンミン(東方神起)、イ・ユビ、イ・スヒョク
人気実力派俳優のイ・ジュンギが主演を務め、日本でも絶大な人気を誇る東方神起のチャンミンが出演し、韓国で話題沸騰中のファンタジーロマンス時代劇「夜を歩く士(ソンビ)」が12 月26日よりKNTVにて、日本初放送が決定。
同ドラマの放送に先駆け、チャンミン(東方神起)をはじめ、イ・ユビイ・スヒョクが11 月5 日(木)、神奈川・横浜アリーナにて「夜を歩く士(ソンビ)」ドラマイベントを開催した。

チャンミン(東方神起) の最新ニュースまとめ

 昼、夜2回公演となったこの日はチャンミン(東方神起)の入隊直前日本活動最後のイベントということで、会場には多くのファンが集結した。

 ドラマの世界観を表現した壮大で幻想的な音楽とドラマの名シーンでオープニングを飾り、会場の期待感を最大限に高めると、夜公演ではステージにキャメルで統一した秋らしいファッションのチャンミン(東方神起)、ブラックのミニドレスのイ・ユビ、白いジャケットのフォーマルな装いのイ・スヒョクの3人が揃って登場。

 「こんばんは、チャンミンです!…以上!」とチャンミンが日本語であいさつ。続くイ・ユビ、イ・スヒョクも日本語であいさつすると会場は大歓声と拍手に包まれた。ここからはふたりに合わせてチャンミンも韓国語で進行することに。

 19日に入隊を控えるチャンミンは「先日は旅行に行きました。最近は一分一秒を大切に過ごしています」と近況を報告。イ・ユビは「日本に来る日を指折り数えて待っていました」と繋げると、イ・スヒョクは「僕は新しいドラマを撮影しています」と述べ、「今日はチャンミンさんにとって(日本での)公式的なスケジュールは最後ということですし、僕とユビさんにとってはこのような大きな舞台は初めてなので、いっしょに楽しみたいと思います」と意気込みを示した。

 映像と人物相関図でドラマを紹介した後は、ステージに実際に撮影で使用されたそれぞれの衣装が登場。遊び人を装い、身分を隠して無念の死を遂げた父の恨みを晴らす機会をうかがっている王の孫イ・ユン役のチャンミン(東方神起)はMCから「チャンミンさんは遊び人の役でしたが、演じてみてどうでしたか?」と聞かれると、「普段遊んだことがないので女性の方と撮影するのが大変でした(笑)」と機知に富んだ切り返しに会場は拍手喝采。

 狩りのシーンでの衣装に触れ「髭(ひげ)をつけて、衣装をつけて、夏の撮影だったので、大変でした。ご飯を食べる時に髭がポロポロ落ちて…キモかった(日本語)」と本音をポロリ。さらに「髭をつけていたので、友だちがドラマを見ても、僕だと気がつきませんでした」と初挑戦となった時代劇出演の裏話を明かし、会場の笑いを誘った。

 一方、王の上に君臨するヴァンパイアで闇の帝王クィを演じるイ・スヒョクは役作りについて「ヴァンパイアといえば、外国の映画や小説によく出てきますよね。女性なら一度は噛まれてみたいというイメージがあるのではと思い、ジュンギさんと相談をしながら演じました。思った以上に上手く表現できて気分がいいです」と語った。

 また、「ヴァンパイアなので噛み付くシーンが多く、血のりを付けたままで食事に行くと食堂のおばさんが優しくしてくれました(笑)」と撮影中のエピソードを紹介し、会場を楽しませた。ヒロイン役のイ・ユビは男装して本を売るヤンソン役について「ヤンソンはとっても明るくて元気な役なので、演じながら私もポジティブなエネルギーをたくさん貰えました」と笑顔を見せた。

 ここで、ドラマを楽しむ2大ポイントとして、スクリーンにはイ・ジュンギ演じる主人公ソンヨルとクィの対決シーンが映し出された。

 3泊4日を費やして撮影したアクションシーンが放送では思ったより短かったというイ・スヒョクが「たくさん撮った映像はどこにいったのかな?アクションシーンだけでドラマ一本できるのに(笑)」とぼやく一幕も。

 次にチャンミン演じるユンが走ってくる馬からヤンソンを抱き寄せて助け、「女だったのか」というシーンでは会場の熱い反応で何度もリピートされる映像にチャンミン(東方神起)は「自分の顔が変態みたいじゃないですか」と苦笑。MCから「役の幅が広がりましたね。次はそういう(変態)役もできますね(笑)」と投げかけられると「完ぺきにやり遂げる自信があります!」と即答し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 イ・ユビが「(この時)馬がすごく速かったので、すごく怖かったのですが、チャンミンお兄さんが助けてくれたので、私にとっても恩人でした」とすかさずフォローすると「僕はそういう人間です(笑)」と満面の笑みのチャンミン。3人の仲の良さが伺えるトークコーナーに会場は大盛り上がり。

 事前に募集したファンからの質問コーナーでは、チャンミン(東方神起)は演じた役柄と自身の共通点を「あえて、いうならば、僕も遊ぶことは嫌いじゃないので、遊ぶ時は思いっきり楽しんで仕事の時は一生懸命仕事に打ち込む、そんなところが似ていると思います」と語り、「アドリブはありましたか?」の質問には「ただの一度もありません。台本に忠実に演じました。そして、監督の教えに忠実に従っていました(笑)」とユーモアたっぷりに答え、会場を沸かした。

 その他に「もしも編」として、「もしもチャンミン(東方神起)が王様だったら?」のファンからのリクエストは「何もしなくていてくれるだけでいい」、「毎朝、お目見えして欲しい」「太っている人を厳しく取り締まってほしい」など、おもしろ回答が紹介された。

 イ・ユビ、イ・スヒョクへは今後演じてほしい役柄が紹介され、またイ・ユビが共演者の3人を「お兄さんにするならイ・ジュンギさん、彼氏はスヒョクさん、旦那さんにするならチャンミンさん」と選ぶと、「イ・ジュンギさんは頼もしくて、いつでも私の事を守ってくれるので。それから私は恋人をちょっと困らせたりするのが好きなので(笑)…恋人はスヒョクさん。チャンミンさんは浮気しない気がするので」とその理由に会場は爆笑に次ぐ爆笑となった。


【イベントレポ~後編】に続く



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