左から女優大野いと、チャンソン(2PM)
左から女優大野いと、チャンソン(2PM)
「純愛三部作」として累計70万部となったベストセラー、新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」が公開される。主役のテオ役で、チャンソン(2PM)が映画初主演!女優として活躍し映画「ツナグ」(2012/平川雄一朗監督)などで注目を浴びる大野いとがヒロインを務めている。

チャンソン(2PM) の最新ニュースまとめ

 「忘れ雪」の特別上映イベントに出演したチャンソンと大野いとを東京でキャッチ!久しぶりに再会したという2人が、映画撮影時のエピソードを語ってくれた。


<b>―お二人が会うのは、いつ以来ですか。</b>
大野いと:4月に「2PM」のコンサートに行かせて頂いて、そのとき以来ですね。半年ぶり。
チャンソン:すごい、何て言うか、すごく変わった。女性らしい雰囲気になりました。
大野いと:ありがとうございます。チャンソンさんは、髪がちょっと伸びたけど、いい意味で変わらないですね。紳士的な感じがします。

<b>―「2PM」としてのチャンソンさんを見た印象は?</b>
大野いと:撮影後に「2PM」のライブに行きました。すごく違いましたね!本当に。
チャンソン:ハハハ。
大野いと:ファンの皆さんが「チャンソーン!」って熱い声援を送っていて、こんなにも沢山の方を魅了されてるんだって改めて感じて、鳥肌が立ちました。筋肉もりもりで(笑)、二面性を見た!って感じでした。
チャンソン:ハハハ!

<b>―チャンソンさんが演じるテオは繊細な青年ですが、自分と重なる部分はありましたか。</b>
チャンソン:僕自身とは、そんなに似ていません。テオはあまり話しません。感情を出すときは、表情で少しずつ変わった瞬間だけが見える。普段のファン・チャンソンは、ステージの上でもよくしゃべるし、感情の変化も大きい。現場では、テオの性格に合わせるために頑張りました。

<b>―どのようにテオに合わせていったのですか。</b>
チャンソン:パッと役になりきるのは難しいので、撮影している期間は、“いつものチャンソン”にはならないようにしました。難しかったけど、集中するには役立ちました。夜は次の日に撮影するシーンを浮かべながらシナリオをずっと読んで。読みながら、テオにだんだん入り込んでいきました。

<b>―大野さんは、ご自身が演じた深雪というキャラクターをどのように分析しましたか。</b>
大野いと:両親を亡くしてつらい生い立ちのはずなのに、みんなには明るく振る舞っている。つらいところは自分だけで抱えているというのが、すごく強い女の子だなと思いました。私だったら誰かに当たったりすると思うので。

<b>―深雪は愛に対してストレートですよね。</b>
大野いと:一途な思いが強いからこそ出るのかな、って。今しかチャンスがないから出るのかな、って思いましたね。私だったら出会ってすぐにゴハンには誘えないですね(笑)

<b>―チャンソンさんは、深雪のように積極的な女の子が現れたらどうします?</b> 
チャンソン:テオはそういう深雪が好きなんですけど、僕自身はわからないですね(笑)。びっくりして戸惑っちゃうかも。僕は話すタイプだから、いろいろ突っ込んで聞いちゃうかも(笑)

<b>―撮影中のエピソードを教えてください。</b>
チャンソン:キスシーンの時。キス前のセリフを言うとき、雪が降る効果を出すために発泡スチロールを降らせたんです。シリアスに向き合っていたとき、発泡スチロールが顔について……溶けない雪が(笑)。笑っちゃだめなのに、どうしよう!? って思って大変でした(笑)。

<b>―シリアスな映画ですが、撮影現場は和気あいあいだったんですね。</b>
大野いと:チャンソンさんはカメラが好きで、知らないうちに私の顔をいろいろな角度から撮ってくれて。スタッフさんを通じて写真をいただいたんですが、すごい素敵に撮って頂いていて。
チャンソン:趣味なんで(笑)
大野いと:ありがとうございます。当時のブログに使わせていただきました。

<b>―「忘れ雪に願いをかけると必ず叶う」という印象的なセリフが出てきますが、2人はどんな願いをかけたいですか。</b>
チャンソン:最近、願い事がないんです。

<b>―願い事がないというのは、今に満足しているということですか。</b>
チャンソン:そうじゃなくて、手を合わせてお願いするものではないと思うんです。まずは一生懸命活動をして、いま一番幸せな時でもありますが、究極的な目標は叶えていません。努力を続けて行けば自然に夢は叶うと思うので、それに向けて頑張っていきたいと思います。
大野いと:わー、ステキ。ずっと考えていたんですけど、私はいま住んでいる部屋を、新しく入居した部屋のようにキレイにしたいですね。壁も、トイレのマットも、お風呂もピカピカにしたいです。

<b>―「忘れ雪」の見どころについて教えてください。</b>
チャンソン:深雪とテオ、2人の純粋な愛。互いに会うことができない理由があって、でもその理由を最後は乗り越えて会うところ。それがポイントだと思います。
大野いと:私はこの映画は一見悲しいストーリーだけど、ハン・サンヒ監督が撮ってくれたからこそ、映像に温かさが感じられるのが魅力的かな、と思います。この季節も冷たい風が吹くけれど日の光は温かいですよね。そういうところを体感してほしいと思います。


 映画の中では、ぎこちないすれ違いが続くテオと深雪だが、インタビューに答えるチャンソンと大野いとははじける笑顔で、和気あいあい。ところが写真撮影に入ると、2人の間には微妙なキョリのすき間が……。カメラマンが「もっと近づいてください!」と声をかけると、2人ともはにかんだ表情に。チャンソンは、意外に照れ屋!? ピュアな映画そのものの2人の素顔が伺えた取材だった。



映画「忘れ雪」予告編
映画「忘れ雪」予告編




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